愛犬が飼い主の体をホリホリする時に考えられる心理
愛犬にホリホリされるのは、愛おしいと同時に少々痛い場合もありますよね。このホリホリの仕草にはどのような心理が考えられるのでしょうか。
1.不安に感じていることがある
愛犬が飼い主の体をホリホリする時に考えられることは、不安に感じていることがある、ということです。
耳を真横や真後ろに倒していませんか?しっぽが下がっていませんか?飼い主の目をジッと見つめていませんか?
犬には、飼い主には聞こえない音や声が聞こえることがあります。遠くで鳴り響いた破裂音を聞き取ることもありますし、それに伴う振動を感じることもあります。
その音や声や振動の正体が分からず、不安を感じ、飼い主の体をホリホリすることで助けを求めているのです。「こわいよ~、助けて!」と訴えているのです。
2.抱っこしてほしい
愛犬が飼い主の体をホリホリする時に考えられることは、抱っこしてほしい、とおねだりしているということです。
目を合わせると、ジッと見つめてきますよね。抱っこせずにいると、またホリホリしてきますし、ホリホリする力を急に強めることもあります。
抱っこしてほしいとおねだりする理由は様々です。寒いから温まりたい、甘えたい、撫でてほしい、飼い主の膝の上でくつろぎたいなどがあるのではないでしょうか。
3.眠くなっている
愛犬が飼い主の体をホリホリする時に考えられることは、眠くなっている、ということです。
犬が野生であった頃、地面に巣穴を掘って生活していました。自分で掘った巣穴が寝床だったのです。
眠くなると飼い主の体をホリホリし、眠る準備をしているのではないか、ということが考えられます。安心できる存在である飼い主の横で眠ろうとしているのです。
地面に巣穴を掘っていた、という野生時代の名残が仕草や行動にあらわれているのでしょう。
4.お散歩に連れて行ってほしい
愛犬が飼い主の体をホリホリする時に考えられることは、お散歩に連れて行ってほしい、とおねだりしているということです。
お散歩の時間が近くなると飼い主の体をホリホリすることで合図する犬もいますし、外に出たくて飼い主をお散歩に誘うためにホリホリする犬もいます。
飼い主の体をホリホリした後、こっちだよ!と誘うように玄関に向かう犬もいますよね。
5.遊んでほしい
愛犬が飼い主の体をホリホリする時に考えられることは、遊んでほしい、ということです。
退屈しているのではないでしょうか。室内でも体を動かしたい、運動したい!と感じているのではないでしょうか。
体力が十分にある時の犬のホリホリって、超小型犬でも痛いですよね。あり余ったエネルギーを発散させたいのでしょう。
あまりにもホリホリしすぎてしまい、遊びの前に疲れてしまう犬もいますよね。
ホリホリをやめさせたい時の対処法
愛犬が飼い主の体をホリホリすることをやめさせたい理由はなんでしょうか。
- 服が傷んでしまうから
- 痛いから
- ミミズ腫れができるから
- 怪我をするから
理由は様々ですが、「やめて!」と怒鳴ったり、「何でそんなことするの!」と叱ったりすることで対処するのは絶対にやめた方がよいと思います。
犬は必ず理由があってホリホリしています。理由を知って、適切な対応を心がけるようにしましょう。
「痛いからやめてね」「ホリホリおしまいね」など、優しく声をかけてあげてください。最も犬に優しい対処法だと思います。
怒鳴ったり叱ったりすることでやめさせるのではなく、ホリホリすると痛いんだよ、という気持ちを伝えるようにしてみてください。
まとめ
愛犬が飼い主の体をホリホリする時に考えられる心理を5つ解説しました。
- 不安に感じていることがある
- 抱っこしてほしい
- 眠くなっている
- お散歩に連れて行ってほしい
- 遊んでほしい
私もよく我が家の愛犬たちに腕をホリホリされるので、謎の痣ができることがあります。後になって、ホリホリの時のだ!と気づくんです。
みなさんの体にできた謎の痣も、もしかすると愛犬のホリホリが原因かも…♡