犬の寝姿でわかる『性格』3つ♡
あなたの愛犬はどんな寝姿で休んでいることが多いですか?寝ている時はいつも同じ寝相ではないと思いますが、頻繁にしている寝相があれば、性格が現れている可能性もあります。愛犬の性格を探るひとつのヒントにしてみましょう。
1.横向きで寝る
犬にとって横向きで寝る姿勢は、楽で安心できる状態のひとつ。足を投げ出して横向きに寝ている時は、とてもリラックスできているうえに熟睡していることも多いよう。
横向きで寝ている状態は、急に危険を感じた時であってもすぐに立ち上がることが出来るうえに、しっかりと休むことができる寝相なのです。
横向きで寝ていることが多い犬は、飼い主さんに忠実で家族思いの性格している個体が多いでしょう。やや楽天家でのんびりしている傾向も強くなるようです。
横向きで寝ることが出来るということは、警戒心がない状態になります。飼い主さんや暮らしている環境に安心しきっているのでしょう。
2.うつ伏せ
うつ伏せの状態で寝ている愛犬を見る機会も多いのではないでしょうか。うつ伏せで寝るのは犬の基本的な寝姿のひとつ。
体の中で比較的被毛が薄いお腹は、体温調整が出来る部位になります。暑い時にはひんやりとしたフローリングの上で、寒い時にはフカフカのブランケットの上で寝て体温調節をしていることもあります。
また犬のお腹は急所のひとつでもあるので、お腹を守る意味でうつ伏せで寝ることが多いとも言われています。
基本的にうつ伏せの状態で寝ている時は、熟睡していないことが多くわずかな物音にも気づくことができ、何かを感じたらすぐに起き上がることが出来る状態です。
うつ伏せで寝ていることが多い犬は、警戒心が強く臆病な性格のことが多いよう。ただし同じうつ伏せでも、体全体がリラックスして力が抜けた状態であったり、四肢が伸びきっていることが多い場合は、大らかな性格で遊ぶことが大好きな犬が多いようです。
3.へそ天
無防備にお腹を見せて仰向けの姿勢で寝ている状態は、とても安心している証拠。仰向けの姿勢は通称「ヘソ天」と呼ばれるもので、犬がもっともリラックスしている寝姿であるとも言えます。
へそ天の姿勢で寝ていることが多い犬はマイペースで素直な性格の個体が多く、楽しく遊ぶことや飼い主さんとのコミュニケーションの時間が大好きです。
急所であるお腹をさらけ出して寝ることができるタイプなので、ある意味、緊張感が低いとも言えます。楽観的で天真爛漫なので飼い主さんを笑顔にしてくれる行動が多いでしょう。
注意が必要な犬の寝相
犬の寝相からは性格を読み取ることも出来ますが、体調不良を感じている時、寝姿に現れることもあります。愛犬の健康状態を確認するためにも注意したい寝相もチェックしていきましょう。
1.祈りのポーズ
「祈りのポーズ」とは、頭を低く下げ前足を伸ばした状態でお尻を高く上げた姿勢。一見、愛犬がふだん何気なくやっているストレッチのポーズによく似ています。もし「祈りのポーズ」で寝ていることが多い場合、膵炎の可能性があるため注意が必要です。
膵炎になってしまうとお腹に強い痛みを感じるため、伏せることが出来ずこの姿勢で寝ることがあるようです。
膵炎の場合は嘔吐や下痢などの症状が見られることが多くなりますが、万が一、目立った症状が現れなくても「祈りのポーズ」で寝ていることがあれば、一度動物病院で診察してもらうと安心でしょう。
2.横向きでも注意が必要
基本的に横向きで寝る姿勢はリラックスしていることが多いのですが、脚を大きく開いていたり、呼吸が早い時には注意が必要。犬は体温が上がると呼吸が早くなります。
また、体温を下げるために脚を広げている可能性も非常に高くなります。耳や肉球を触って体温のチェックをしたうえで、暑がっているようであればエアコンで室温を調節してあげましょう。
まとめ
あなたの愛犬がよくしている「寝相」はありましたか?愛犬の寝相をしっかりチェックすると性格や体調を知ることができるかもしれません。体調管理のためにも「寝ている愛犬」に今一度注目してみましょう。