愛犬がリラックスできる環境づくりのコツ6つ!意識すべきポイントと逆効果になるNG環境を徹底解説

愛犬がリラックスできる環境づくりのコツ6つ!意識すべきポイントと逆効果になるNG環境を徹底解説

愛犬にはゆったり過ごして欲しいと願いつつも、実際には愛犬のための環境づくりは悩みが多くて難しいですよね。そこで今回は、愛犬がリラックスできる環境づくりのコツ6つと逆効果になるNG環境を徹底解説します!

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愛犬がリラックスできる環境作りのコツ

リラックスする子犬

家族として迎え入れた愛犬には、幸せな生活を送って欲しいものですよね。それには犬が落ち着ける環境の提供が必要になりますが、犬と人間が共存するにはさまざまな工夫をしなければなりません。

まずは、愛犬がリラックスできる環境作りのコツをご紹介します。ぜひこの機会に生活環境を見直してみてください。

1.トイレと寝床をしっかり分ける

犬にとってトイレと寝床は終日何度も使う場所ですので、どちらも落ち着かないとストレスが溜まってしまうものです。また、犬は綺麗好きなので、寝床とトイレが一緒になっていると不満を感じてしまいます。

そのため、犬のトイレと寝床はしっかりと分けて設置してあげましょう。

どちらも人目が気にならず、人間の動線ではないひっそりとした場所を選ぶと犬は落ち着くことができます。

トイレの大きさは、犬がその場で一回転できる程度のサイズを選びましょう。サークルの壁にトイレシートを貼って囲むとはみ出し防止ができるので、お手入れも簡単です。

2.犬のサイズに合うケージやクレートを選ぶ

ケージの中で眠る白いフレブル

犬にとってケージやクレートは自分の縄張りとなり、自分にとってリラックスできる大切な場所です。広すぎても狭すぎてもストレスになるので、犬のサイズに適したものを選んでください。

ケージは犬がUターンできる程度のサイズを選びましょう。食事もケージの中で取らせた方が落ち着いて食べることができます。

クレートのサイズは、犬の体高よりも5cmほどの余裕があり、伏せをした時の長さと同等程度の大きさが適しています。こちらも犬がUターンをすることができる程度のサイズを選びましょう。

愛犬がクレートの中で落ち着くことができれば、ペットホテルへの預け入れや災害時の移動などもスムーズになります。

3.犬が滑らない床材にする

床にフローリング材を選んでいるご家庭が多いですが、実は犬にとっては滑りやすい材質であるため注意しなければなりません。

床で滑ってしまい、骨折やヘルニアといったケガや病気を患ってしまう犬がたくさんいます。

対策として、犬が過ごす場所には犬用のカーペットやコルクを敷いてあげましょう。

4.ケージはリビングに置く

ケージの中の秋田犬

犬が日中過ごすケージはリビングに置くのがおすすめです。犬は一日の大半を寝て過ごしますが、飼い主さんの気配を身近に感じられる場所にいることを望んでいます。

お留守番をするのもあまり使われない部屋よりも、普段みんなが過ごすリビングの方が人の気配を感じられるので寂しくなりにくいです。

5.寝床は静かな場所を選ぶ

犬はもともとほら穴で過ごしていたルーツがあるので、寝床もほら穴のように狭くて暗いスペースが適しています。寝床は静かな場所を選んでおきましょう。

先ほどケージはリビングに置くことをおすすめしましたが、お昼寝はクレートに入った方が落ち着く犬もいます。また、夜になったら寝室に置いたクレートで寝るという犬もいるでしょう。

クレートの中に光が入らないように、タオルケットのような布を被せるとより暗くすることができます。飼い主さんの匂いがついたタオルを入れてあげると、よりリラックス効果も高まるのでおすすめです。

6.部屋の温度を適温にする

白い大型犬とスマホで室温調整する女性

犬を飼う上で注意したいのが、室内の温度管理です。犬が暮らしやすい適温は22℃程度、湿度は60%以下です。

これ以上高くなると熱中症になりやすく、冬であれば体調不良になってしまいます。

なお、犬種や被毛のタイプによって暑がりや寒がりなど異なるので、愛犬にとって過ごしやすい温度に合わせることが大切です。

逆効果になるNG環境

窓の外を覗いている犬

犬のためにやっているつもりでも、実は犬にとっては過ごしにくい環境になっていることがあります。また、一緒にいる時間が長くなると愛犬への配慮を怠ってしまうこともあるでしょう。

愛犬があまりリラックスできていないと思われる場合は、以下の「逆効果になるNG環境」を参考に、ぜひ見直してみてください。

窓辺やドア付近にハウスを置く

外の景色が見える窓辺や、散歩に出やすい玄関やドア付近に犬のハウスを置くのは、あまりおすすめできません。

その理由は、犬がうっかり外に出てしまう危険性があり、直射日光が当たりやすい場所だからです。

また、ドア付近のような人間の動線に置くと犬は落ち着くことができません。

きつい臭いがする

犬は優れた嗅覚を持つため、人間にはいい香りでも犬にストレスを与えることがあります。とくに注意したいのが、芳香剤や消臭剤、タバコや香水といった強い香りがするものです。

これらの臭いを嗅いでしまうことで犬が体調不良に陥ってしまう可能性もあるため、犬を飼う人は生活空間に流れる臭いについても今一度確認してみてください。

また、誤飲誤食の恐れがないよう取り扱いには注意し、犬の手が届く場所に置かないようにしましょう。

テレビの近く

夜遅くまでテレビや音楽を楽しみたい飼い主さんは、愛犬の寝床を近くに置くのは避けましょう。

とくにテレビの近くに犬のハウスを設置してしまうと、犬はうるさくて眠ることができなくなります。

犬がゆっくりリラックスできる生活空間を与えてあげるようにしましょう。

まとめ

昼寝をする犬

人間にとっては居心地のいい住環境だとしても、犬には適していないことはよくあります。

愛犬と末永く一緒に暮らすためにも、安全で落ち着ける居場所を与えてあげてください。

今回ご紹介したポイントを意識しながら、今一度愛犬がリラックスできる環境づくりができているか、見直してあげましょう。

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