愛犬からの『こっちに来て』サイン3選!仕草や態度から読み取る可愛い要求と適切な対応まで

愛犬からの『こっちに来て』サイン3選!仕草や態度から読み取る可愛い要求と適切な対応まで

愛犬は様々な方法で飼い主さんに気持ちを伝えようとします。この記事では、犬が「こっちに来て」と言っているときの仕草や行動を紹介するので、適切な対応方法とともにチェックしてみてください。

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1.甘えた声で鳴く、吠える

伏せているトイプードル

犬が飼い主さんに対して「こっちに来て欲しい」と思っているとき、「キュンキュン」「クーン」など甘えた声を出して鳴くことがあります。子犬は母犬を呼ぶときにこのような声を出すことがあり、そうすることで母犬がそばに来たり甘えさせたりしているということを本能的に理解しているからだと考えられます。

そのため、飼い主さんに対しても「甘えたい」「かまって欲しい」と思ったときに、甘えるような声で鳴いて呼ぶことがあるのです。

また、鳴いても飼い主さんがそばに来てくれないときは、「ワンワン」と大きな声で吠えて気を引こうとすることもあります。小さな声で鳴いているだけでは気がついてもらえない場合、大声で吠えることで「どうしたの?」と様子を見に来てもらったり、「静かにして」と声をかけてもらったりすることを期待しているのでしょう。

2.ジッと見つめる

伏せているノーフォークテリア

家の中で過ごしているときに、ふと視線を感じて愛犬のことを見ると、こちらをジーッと見つめているということはありませんか?

犬は、視線を使ってコミュニケーションを取ることもあり、飼い主さんを見つめることで「こっちに来て」と伝えようとしていることがあります。

また、犬は学習能力が高いため、上目遣いの可愛らしい表情で飼い主さんを見つめるとかまってもらえるということを理解している可能性もあります。犬は人間に守ってもらって共生するために、表情筋が進化したとも考えられている動物です。

人間の笑顔を真似たり、上目遣いのように眉根の筋肉を動かしたりと、ほかの動物にはできないことができる犬たちは、その表情を上手に利用して飼い主さんに何かを伝えようとすることがあるのです。

3.いたずらをして気を引く

木を噛んでいる犬

犬は上目遣いで飼い主さんを見つめたり、甘えるような声を出したりと可愛らしい仕草や態度で飼い主さんを呼ぼうとすることがあります。

しかし、そのようなサインに気がついてもらえなかったり、気がついても希望が叶わなかったりした場合、少し荒っぽい行動に出ることもめずらしくありません。

具体的には、家の中にあるものを噛んだり、走り回って暴れたり、トイレをわざと失敗したりと飼い主さんを困らせるようなことをするのです。このようないたずらや粗相をされたら、飼い主さんは放っておくことができないでしょう。

いたずらをして気を引いた場合飼い主さんから怒られてしまうこともありますが、愛犬には(それでもいいからかまって欲しい)という気持ちが強いのでしょう。それだけ寂しい思いをしているということも考えられるので、日頃からコミュニケーション不足にならないように注意しましょう。

愛犬からの「こっちに来て」サインへの適切な対応

なでられているジャックラッセル

愛犬から様々な形で「こっちに来て」のサインが出されたとき、そのすべてに応じてしまうのはNGです。甘えた声で鳴いていたり、可愛らしい表情で見つめられたりすると、ついついなでたり抱き上げたりしたくなってしまうのが飼い主さんの心情だと思います。

しかし、愛犬からの要求にすべて従ってしまうと、犬は「自分が望めば飼い主さんは応えてくれる」と思い、「自分が一番えらくて何でも言うことを聞いてもらえる」という勘違いをしてしまうことがあります。

勘違いした結果、どんどんわがままになって飼い主さんの言うことを聞かなくなったり、自分の希望が叶わないときに吠える・噛むなどの攻撃行動を取るようになったりすることもあるでしょう。

もちろん、愛犬からのサインを完全に無視する必要はありませんが、飼い主さんの都合に合わせてあえてその都度異なる対応をするのがおすすめです。「こっちに来て」サインが出ても、「応えてもらえるとき」と「そうでないとき」があるのだ、と犬に思わせておくといいでしょう。

ただし、犬にとってストレスになるほどの寂しさを感じないように、愛犬からの要求がないときにも日頃からしっかりとスキンシップやコミュニケーションを取るようにしてください。

まとめ

笑顔のレトリバー

犬は表情や声、行動で飼い主さんに「こっちに来て」というサインを出すことがあります。それはとても可愛いことですが、すべてに応じてしまうと愛犬をわがままにしてしまったり、関係性が悪くなってしまったりすることがあると覚えておきましょう。

また、日頃からたっぷりスキンシップやコミュニケーションを取り、何度も「こっちに来て」サインを出すほどの寂しさを愛犬が感じすぎないように心がけてくださいね。

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