愛犬が誘拐される「絶対NG行為」
愛犬が誘拐されてしまう場合、その責任はどこにあるのでしょうか。まさか犬が自ら誘拐されようとはしませんよね。犬が誘拐されてしまうほとんどの場合、それは飼い主が無意識でしてしまっている超危険な行動が原因になっています。
1.お店の出入り口にリードを繋いで放置する
お店の出入り口にリードを繋いでおくのは、愛犬が誘拐される絶対NG行為です。
私の身近では、ほんの数日前に問題が起きたばかりです。お店の出入り口にリードで繋がれた犬が、2時間も飼い主を待っているというのです。
この時、「飼い主は買い物中なのではなく、置き去りにしたのでは…？」という疑惑まで上がっていました。実際には、お店の中で飲食をしており、数時間が経ってしまったとのことでした。
いかがでしょう。ゾッとしたのではないでしょうか。このような犬を見かけた時、誘拐ではないかもしれませんが、保護したくなってしまう犬好きな人は多いと思います。「この犬は置き去りにされたんだ」「捨てられたんだ」と決めつけ、届出をすることなく自宅に連れ帰ってしまう人だっていると思います。
たとえ連れ帰った人に悪意はなくても、それは誘拐とみなされる行為に違いありません。しかし、そもそもそうなってしまった原因は、犬をひとりでお店の出入り口に放置していた飼い主側にあるのではないでしょうか。
3分でもダメです！飲み物を買うだけでもダメです！お店の出入り口にリードで繋いで放置してしまうのは、愛犬が誘拐される原因になってしまう絶対NG行為です。
やるべき対策は、犬を店内に同伴できないお店には、愛犬を連れて行かないということです。自宅でお留守番させた方がずっと安全です。
2.駐車場に停めた車内で待たせる
駐車場に停めた車内で待たせるのは、愛犬が誘拐される絶対NG行為です。
車内から愛犬が消えた！という事件が多発しています。不思議なのは、必ず健康な状態で飼い主の元に戻ってくるということです。どんな意味が隠されているか、想像することができますか？
これは、「犬を発見して、保護したことを装って謝礼を要求する」という手口の誘拐なのです。迷子犬のチラシには「謝礼金○○円」と書かれていることがよくありますよね。これを利用し、自ら犬を誘拐し、発見して保護したように装い、飼い主に連絡してきます。
鍵をかけていれば大丈夫だと思っていませんか？車上荒らしは短時間で鍵を壊すテクニックを持っています。乱暴なことをしなくても、車内で待つ犬を連れ去ることが可能なのです。
愛犬を駐車場に停めた車内で待たせてはいけません。必ず同乗者と一緒に待たせてください。ひとり車内に残すのは愛犬が誘拐される絶対NG行為です。
やるべき対策は、愛犬を一度自宅に帰してから、買い物等に行くということです。帰宅してまた出るのは面倒に感じられるかもしれませんが、愛犬の安全と命のための対策です。
3.ノーリードでお散歩させる
ノーリードでお散歩させるのは、愛犬が誘拐される絶対NG行為です。
ノーリードでお散歩していた犬が脱走し、迷子になり、帰らないケースが非常に多いです。きっとどこかで保護されている…！と願うのではないでしょうか。
保護された事実はあるものの、飼い主の元に帰ることができない犬がいるのは、保護した人がそのまま飼ってしまうからです。悪意ではないかもしれませんが、誘拐とみなされる行為です。
犬を保護した時は、役所・警察署・保健所などに届出をするものですが、しない人もいます。自分で飼うことが目的で保護してしまうのです。「届出をしない方がおかしい！保護した犬を自分で飼うなんて意味が分からない！」と思われるかもしれませんが、愛犬をノーリードにさえしなければ本来起こらないはずの誘拐事件です。
やるべき対策は、ドッグランなどのノーリードを許可された場所以外では、絶対にリードを外さないということです。ノーリードでのお散歩は愛犬が誘拐される絶対NG行為です。
まとめ
愛犬が誘拐される絶対NG行為を3つ解説しました。
- お店の出入り口にリードを繋いで放置する
- 駐車場に停めた車内で待たせる
- ノーリードでお散歩させる
愛犬が迷子のまま帰らないケースは、残念ながら今も続いています。毎日起きているかもしれません。それはただの迷子なのでしょうか。
飼い主のNG行為によって起きてしまった誘拐事件である可能性も考えられると思います。あの時店の外で待たせていなければ…と後悔している飼い主もいらっしゃると思います。
「うちは大丈夫」と安心せず、愛犬を誘拐されてしまわないためのやるべき対策をお願いします。
