️1.休憩なしで長時間移動する
帰省先まで距離がある場合、わんこと一緒に長時間の移動を強いられることもありますよね。わんこが一緒となると車を交通手段に選ぶ人が多いかと思いますが、少なくとも2時間に1回は休憩をとるようにしましょう。
たとえわんこに変わったようすがなく、まだ大丈夫そうだなと思っても、実際には大きなストレスがかかっている場合もあります。
休憩の際に特に大切なのは水分補給。水分が不足すると脱水状態となり、たとえクーラーの効いた涼しい車内であっても、熱中症にかかってしまうリスクがあるのです。
渋滞にハマってしまったなどの理由で外に降りて休憩することができなかったとしても、可能な限りわんこに水分を摂らせるようにしましょう。
️2.わんこ禁止のルールを守らない
帰省先では実家だけでなく、さまざまな場所におでかけすることもありますよね。そんなときにしっかりチェックしたいのが、「わんこ同伴がOKか」という点です。
特に油断してしまいがちなのが公園や寺社の敷地内、農園といった外部空間。「外だからOKだろう」と高をくくっていると、実はNGだったということがありえます。
また「去年はわんこOKだから今年も大丈夫だろう」と思ってわんこを同伴したら、その間にルールが変更になっていたという場合もあります。
基本的なことですが、わんこ同伴NG、立ち入りNGの場所にわんこを連れていくことは絶対にやめましょう。
️3.花火大会に連れて行く
夏のイベントの定番といえば花火大会ですよね。「愛犬にもきれいな花火を見せてあげたい!」「一緒に夏の風物詩を楽しみたい!」という飼い主さんの気持ちはわからなくはないですが、花火大会にわんこを連れていくのは避けるべき。
個体差はありますが、花火の破裂音や爆音を苦手と感じるわんこは多く、花火の音にびっくりしてパニック状態になり逃げだしてしまったという事例は後を絶ちません。
自宅やその付近であれば、わんこが自力で帰ってくる望みもまだありますが、帰省先のよく知らない場所で迷子になってしまったら、そのまま行方不明という最悪の結果にもつながりかねません。
️4.実家でひとりでお留守番させる
帰省先だと、わんこ同伴できないお店や友人宅などに人間だけで出かけたいという機会もあるかもしれません。ですが実家にわんこをひとりでお留守番させることはNG。
高頻度で帰っていて愛犬も実家をわが家のように思っているというのなら話は別ですが、年に数回の帰省のタイミングでしか訪れない程度であれば、わんこをひとり残すことはトラブルの元です。
「ここはどこ?飼い主さんは帰ってきてくれるの?」との不安から部屋の中を荒らしてしまったり、ケージやクレートを壊して逃げ出そうとしてケガをしてしまうリスクが考えられます。
良い子で待っていたとしても、ストレスから嘔吐をするなど体調を崩してしまう原因にもなりかねません。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?帰省は、地元の家族や友人にかわいい愛犬を自慢できる絶好の機会でもあります。できる限り愛犬にも負担をかけることなく、安全に楽しい里帰りにしたいですよね。
非日常に気が大きくなりがちかもしれませんが、「少しなら大丈夫だろう」「たまにしか来ないのだから良いだろう」と楽観的に考えるのではなく、その後のトラブルのリスクをしっかり考えたうえで行動するようにしましょう。