️わんこは基本1日2食
私たち現代人は1日3食を基本にしていますが、成犬期のわんこは基本的に1日2食でOKです。ただしこれはライフステージや健康状態によっても異なります。
生後まもないパピーであれば更にこまめな食事が必要ですし、病気や老化で食欲が落ちている子の場合は回数や間隔にとらわれず「食べられるときに食べさせる」ことが大切になることもあります。
️食事間隔は12時間空けて
1日2食を基本で考える場合、朝ごはんと夜ごはんの間は12時間空けるのが理想的です。この間隔さえ守れていれば、何時に与えるかは特に問題ではありません。
飼い主さんのライフスタイルや愛犬の腹時計の具合を考慮して、それぞれの家庭に最も合った時間をごはんタイムに設定しましょう。
1.間隔が長すぎると嘔吐の原因にも
ごはんとごはんの間隔が長いと空腹時間が長くなりすぎ、胃液を嘔吐してしまう場合があります。
わんこは比較的よく吐く動物なので嘔吐自体は心配しすぎる必要はありませんが、吐くという行為がわんこの体に負担であることは間違いありませんから、苦しい思いをさせるのはできれば避けたいものです。
仕事や学校の関係でどうしても間隔が空きすぎてしまうという場合は、タイマー式の自動給餌器を利用するなどして調整しましょう。
2.散歩の直前直後は避けて
わんことのライフスタイルを構築するに当たって、もう1つのキーとなるのが「お散歩」です。ごはんとお散歩がセットで毎日のルーティンになっているという家庭は多いでしょう。
ですが、ごはんとお散歩をセットにするのは実は危険が潜んでいます。ごはんを食べた直後にお散歩をしたり、お散歩の直後にごはんを食べたりすると、胃捻転や胃拡張を引き起こしてしまう場合があるのです。
胃捻転や胃拡張は命にも関わる疾患です。散歩の直後のごはんは避け、お腹が落ち着いたタイミングで運動をさせるようにしましょう。
️ごはんの時間を決めるデメリット
愛犬の腹時計があまりに正確で、「まさか時計が読めているの?」と疑いたくなった経験はありませんか?実はごはんの時間をきっちり決めてしまうと、この腹時計が悪さをする場合があります。
つまりごはんの時間が近づくと、わんこが「早くごはんにして!」と催促してくるようになってしまうのです。要求吠えに発展してしまうと矯正するのも難しく、飼い主さんとしても大きなストレスになります。
要求吠えには屈しないで
要求吠えに屈してしまうと、わんこは「自分で食事のタイミングをコントロールできる」と勘違いしてしまいます。要求吠えには安易に応えず、わんこが諦めて吠えなくなったタイミングでごはんを与えるようにしましょう。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?ごはんの時間を楽しみにしているわんこは多いはず。飼い主さんとしても美味しそうにごはんを食べている愛犬の姿を眺めていると幸せな気持ちになりますよね。
食事の時間についてはあまり神経質になりすぎず、おおらかな考え方で暮らしていきたいものです。