愛犬が自信を失う『絶対NG行為』3選
犬は感情豊かで賢い動物です。それゆえに、状況を判断し「自分ができなかった」と自信を失ってしまうことも多々あります。ここでは、愛犬が自信を失う原因となる飼い主のやるべきではない行動を3つご紹介します。
1.叱ってばかりで褒めることが少ない
皆さんは日頃、愛犬への接し方やコミュニケーションを振り返ってみると、「叱ってばかりであまり褒めていないな」と思うことはありませんか。犬は褒められることで充実感や幸福感を覚え、自信につながります。
反対に、叱られてばかりでは人間と同じようにネガティブになり、自己肯定感が下がり自信を失う原因になりやすいです。叱るだけでなく、何かできた時は思い切り褒めてあげましょう。
2.難易度の高いことばかりさせて失敗経験が増える
愛犬が得意なことや不得意なことの能力値を正しく理解しようとせず、愛犬にとって難しいことばかりに挑戦させていると、どうしても失敗経験が増えてしまいます。
犬は「できなかった」ことをしっかり理解できてしまうため、失敗経験が増えると自信喪失につながることも多いです。
シニア期に入り、今までにできていたことができなくなった時にも、自信を失ってしまうシニア犬が増えます。これも失敗経験が重なることで、「自分はダメだ」と自己肯定感が下がってしまうことが原因です。
3.勝敗のつくゲームで負けてばかり
飼い主や同居犬と一緒に、勝敗のつくゲーム(遊び)をすることもあるでしょう。勝敗のつくゲームで負けてばかりいると、犬はその状況を正しく理解できるため、「また負けた…」と自信を失ってしまうことがあります。
時には得意なゲームを取り入れて同居犬に勝ちやすいように配慮してあげたり、飼い主が負ける回数を多くするなどの気配りをしてあげると良いでしょう。
犬が自信を無くしているサインや自信を取り戻すための方法は?
犬が自信を無くしてしまった時、どのような変化が現れるのでしょうか。以下のようなサインが現れている場合は、すでに自信を無くし始めている可能性が高いので注意しましょう。
- ちょっとしたことで怯えることが増える
- 他人や他の犬に威嚇するような行動が増える
- 元気がなくぼーっとしていることが増える
- 遊びに誘っても応じてくれなくなる
自信喪失が悪化してしまうと、うつ病などの精神病につながる危険性があります。紹介したサインが現れている場合は、早めに愛犬の自信を取り戻してあげましょう。
自信を無くした愛犬に自信を与えるための接し方は?
自信を無くした愛犬に自信を取り戻させるためには、愛犬に「できた!」経験をたくさん与えてあげることが重要です。
まずは愛犬が簡単に取り組むことができ、成功できると確信を持てるトレーニングや遊びを積極的に取り入れ、「できた!」体験を積ませてあげましょう。できた時は、大袈裟に褒めてあげてください。
徐々に自信を取り戻してきた様子を見せ始めたら、少し頑張れば成功できるトレーニングや遊びを取り入れてみましょう。自分で頑張り達成できた喜びを味わうことで、より大きな自信につながりますよ!
まとめ
いかがでしたか。犬は自信を失ってしまうと、何事にも気力がなくなり元気を消失してしまいます。食欲減退にもつながりかねないので、自信を失ってしまった様子が現れた時は、早めに自信を取り戻してあげましょう。