愛犬を喜ばせる『楽しい遊び方』3選！注意点とコツまで！
1.持って来い遊び
犬には狩猟本能があるので動くものを追いかけることが大好きです。飼い主さんが投げたボールなどを追いかけてボールを持ってきてもらう、「持って来い遊び」は喜んでくれるはず。
「持って来い遊び」は体を使う遊び方なので運動量が増え、悪天候で散歩に行けない日は特にお勧めです。
「持って来い遊び」のコツは、愛犬が好きそうなオモチャを選ぶこと。また咥えて運びやすいものを使用しましょう。
愛犬の目の前でオモチャに興味を持ってもらえるよう左右に動かします。興味を引くことが出来たらポンっと少し遠くに投げてみます。投げたオモチャを追いかけて持ってきてくれたらたくさん褒めてあげましょう。
ただし、愛犬が興奮しすぎてジャンプしたり転倒してしまうなど、怪我や関節の負担にならないように注意して遊びましょう。
2.宝探し遊び
犬の最も優れた五感である「嗅覚」を活かした「宝探し遊び」もお勧めです。愛犬のお気に入りのオモチャや大好きなオヤツを部屋の中に隠して、愛犬に見つけ出してもらいましょう。
「宝探し遊び」は愛犬に頭を使ってもらう遊び方になるので、脳の刺激になりますしストレス発散にも繋がります。
まずは、愛犬にオモチャやオヤツに興味を持ってもらえるようしっかりと見せます。愛犬にマテをさせて家具の影やソファのすき間などに隠します。その後に愛犬に宝を探してもらいましょう。
隠す場所は安全で清潔な場所を選び、危険が無いように高い場所や不安定な場所には置かないようにしてください。
完全に隠してしまうと見つける前に諦めてしまうこともあるので、最初は見つけやすい場所に隠してあげましょう。愛犬が興奮しすぎないように様子を見ながらコントロールしてあげてください。
3.引っ張りっこ遊び
飼い主さんと一緒に遊べる「引っ張りっこ遊び」も大好きな犬が多いはず。「引っ張り合う」とう行為は、犬が野生動物だったころ捕らえた獲物を仲間と引っ張り合い捕食していたため、犬の本能が刺激されます。
「引っ張りっこ遊び」は愛犬が興奮しやす遊び方でもあります。周囲の家具などにぶつかってしまうことのないよう安全な場所で遊んでください。
基本的に主導権は飼い主さんが持ち、愛犬が興奮してきたら「ストップ」などのコマンドで遊ぶことを止めましょう。
犬の顎や噛む力はとても強いので、シンプルで丈夫なロープ状のオモチャが安全性が高くお勧めです。
硬すぎるオモチャだと噛み砕いてしまう、また犬の歯が折れてしまうなどの危険があるため、使用しないようにしましょう。オモチャが壊れないように定期的に点検し、破損している場合は新しいオモチャに交換してください。
愛犬に楽しく遊んでもらうためのポイント
1.愛犬の好きな遊び方やオモチャを把握する
愛犬が特に好きな遊び方やオモチャを選ぶと、より一層楽しく遊んでもらえるはずです。愛犬の興味をくすぐるような遊び方を心がけましょう。
犬がオモチャで遊ぶ理由のひとつに「狩猟本能を満たすため」があります。犬にとってオモチャは獲物なのです。あまりオモチャに興味をもたない犬には、オモチャを獲物に見立てて不規則に動かしてみると興味を持ってくれる犬が多いと思います。
またキューキューと音が鳴るオモチャは、獲物の鳴き声を連想させるため気に入る犬が多いはず。食べ物のフレーバーがついたオモチャも興味を引きやすいでしょう。
2.飼い主さんも楽しむ！
遊びながら愛犬とコミュニケーションをとることは、信頼関係を築くためにもとても重要です。楽しく声をかけて褒め言葉も交えながら愛犬との絆を深めましょう。
犬は飼い主さんの感情を読み取ることがとても上手な生き物です。飼い主さんが「遊ぶの面倒くさいな」と思っていたり、スマホ片手になんとなく相手をしているとあまり喜んではくれないでしょう。
遊ぶ時は飼い主さんも一緒に「全力で楽しむ！」気持ちで遊び、愛犬との信頼関係も深めていって下さいね。
まとめ
飼い主さんと一緒に遊ぶことに喜びを感じる犬は多いはずです。絆も深まりますしストレス発散にも繋がるので、とても良いコミュニケーションになります。安全を優先し犬種や年齢、体力に合った遊び方を意識して愛犬にたくさん楽しんでもらいましょう。
