犬にもプライドはある!犬の『プライド』とは?
「犬にもプライドがあるの?」と驚かれる方もいると思いますが、犬も人間と同じようにプライドがあります。
そもそもプライドとは誇りや自尊心を指す言葉です。犬の『プライド』とは、自信や飼い主さんに愛されているという自己肯定感などが当たります。
飼い主さんの行動によってプライドが保たれたり傷つけられたりするので、愛犬とは愛情を持って接することを心がけてください。
愛犬のプライドが傷つく『NG行為』4選
では、どのような飼い主の行動が愛犬のプライドを傷つけてしまうのでしょうか。ここでは飼い主がすべきではない行動を紹介します。
1.褒めることをせずに叱ってばかり
犬は飼い主に褒められることで達成感や自信につながります。しかし褒められることが少なく、反対に叱られてばかりいる犬は自己肯定感が低く、自信のない性格に育ってしまいます。
褒めることをせずに叱ってばかりだと、犬自身も「愛されていない」と感じてしまうため、なるべくたくさん褒めることを意識しましょう。
2.できないことに長々と説教する
愛犬ができなかったことに対して、まるで人間を相手にしているかのように長々と説教する行為はNGです。そもそも犬は、簡単な言葉を状況や行動などと紐付けて理解することはできても、長い文章を正確に理解することは難しいです。
そのため、長々と怖い表情や雰囲気で説教をされても意味を理解できず、単純に「怖い」「嫌われたかもしれない」とプライドを傷つけてしまう恐れがあります。
3.不機嫌な態度で接することが多い
愛犬と接する時、「疲れているから」「他にやりたいことがあるから」など、その時の気分で不機嫌な態度を隠そうともせず接することはありませんか。
犬は飼い主の表情や声のトーン、態度などを敏感に感じ取るため、不機嫌な態度ばかり見せられると愛情不足を感じプライドが傷ついてしまいます。
4.愛犬からのアピールを無視する
愛犬から「かまって」と何度もアピールされているのに、スマホやテレビ、その他のことに夢中になりすぎるあまり無視していませんか。これには愛犬も深く傷ついてしまいます。
「かまってくれない」という不満は大きくなると寂しさや孤独感、愛情不足につながり強いストレスになります。プライドを傷つけてしまう行為でもあるので、忙しい時は優しく声をかけたりアイコンタクトを取ったりし、後にたっぷり時間を設けましょう。
愛犬の心を傷つけないために覚えておくべきコツは?
愛犬の心を傷つけないためには、どのようなコツを押さえておくべきなのでしょうか。犬は飼い主と触れ合ったり、褒められたりすることで愛情を実感することが多くあります。そのため日常的にスキンシップや遊び、そして褒める機会を取り入れましょう。
また、紹介したような愛犬のプライドが傷つくNG行為は避け、積極的にアイコンタクトを取ったり声をかけたりしましょう。行動や態度で「あなたをちゃんと見ているよ」と伝えることで、犬は「飼い主さんが見てくれている」と安心感を覚えます。
このように、愛犬が日常的に愛されていると実感できるようなコミュニケーションを意識することで、愛犬の心を傷つけずプライドを守ることにもつながります。
自己肯定感の高さはストレスを軽減することにもつながるので、精神疾患を患いにくい、認知症になりにくいなどの効果も期待できます。
まとめ
いかがでしたか。犬は飼い主の行動を観察し、細かい変化にも気付く賢い動物です。それゆえに、飼い主の行動1つでプライドや心が傷ついてしまうこともあります。今回紹介したNG行為は控えて、日常的に愛犬に愛情を注ぐようなコミュニケーションを心がけましょう。