犬が強風や雷雨を怖がる時に飼い主がすべきこと
愛犬が強風や雷雨を怖がる時、留守番をさせることも心配になりますよね。怖がって鳴いたり騒いだりする愛犬を残して出かけることには、いつも不安を感じているのではないでしょうか。
あなたが愛犬にしている対応は、強風や雷雨を怖がる愛犬を落ち着かせる行為でしょうか。もしかすると、逆に恐怖心を煽ってしまう行為をしているかもしれません。
強風や雷雨を怖がる愛犬のために飼い主がすべきこと、すべきではないNG行為を解説します。
1.普段と変わらず接する
犬が強風や雷雨を怖がる時に飼い主がすべきことは、普段と変わらず接することです。
犬は飼い主の「いつもの態度」に安心感を覚えます。強風や雷雨の日も普段と変わらない態度で接してくれた時、(なんだ…怖がらなくてもいいんだ)と、学習してくれます。
この時にすべきではないNG行為は、強風や雷雨の日に限った態度で接することです。
愛犬が強風や雷雨を怖がって鳴いたり騒いだりする時、どう対応したらいいのか、どう接したらいいのか分からず、飼い主も不安になったりパニックになったりすることがありますよね。
怖がる愛犬を落ち着かせてあげたいのであれば、まずは飼い主が落ち着くことです。いつもと変わらない声かけをし、いつもと変わらず落ち着いて朝の支度をしましょう。
2.気を紛らわせてあげる
犬が強風や雷雨を怖がる時に飼い主がすべきことは、気を紛らわせてあげることです。
室内で出来る遊びやゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。おもちゃだけではなく、おやつを活用することで、怖がる犬の気を紛らさせてあげることができます。
中におやつやフードを入れて転がすことで、おやつやフードが飛び出すおもちゃがありますよね。犬が夢中になって遊びながらおやつを食べることができるグッズです。夢中になることで恐怖心が紛れるのではないでしょうか。
体を動かすことで気を紛らわせることができるタイプの犬もいます。室内で遊べるアジリティーがおすすめです。強風や雷雨が続く日の運動不足の解消にもなります。
この時すべきではないNG行為は、強風や雷雨を怖がる犬を無視するということです。
鳴いたり吠えたり、騒ぐことがあるかと思いますが、飼い主に無視された犬は、より恐怖心を強めてしまうことがあります。
自分自身では恐怖心から逃れることができず、吠えたり鳴いたりしているからです。犬自身では取り除くことができない恐怖心は、飼い主が緩和させてあげてくださいね。
犬が強風や雷雨を怖がる時の留守番中にできる対策
ここからは、留守中に犬が強風や雷雨を怖がってしまった場合に備えた対策について解説します。
留守番をさせる前段階でもし天気が崩れそうであれば、万が一の事態に備えて対策した上でお出掛けになることをおすすめします。
ケージやクレートを毛布で覆う
ケージやクレートで過ごすことができる犬の場合、専用カバーや毛布で覆うことで、恐怖心を和らげてあげることができます。
ケージやクレートに慣れていない犬の場合は事前に「ケージやクレートは安心できる安全な場所」と認識してもらう必要があります。そのためには、普段から慣れるためのトレーニングが必要です。
雨戸やカーテンを閉める
風の音、雷の音、雷の光などを少しでも軽減させるため、雨戸やカーテンを閉めておくとよいと思います。
また、ケージやクレートやベッドなど、犬が過ごす場所は窓から離れた場所に置いてあげるようにしましょう。
犬が過ごしたい場所で過ごさせる
普段はケージやクレートでお留守番している犬も、強風や雷雨を怖がる日は、犬が本当に過ごしたいと感じている場所で過ごさせてはいかがでしょうか。
ソファーで過ごすことや飼い主のベッドで過ごすことで安心できる犬もいます。
まとめ
犬が強風や雷雨を怖がる時に飼い主がすべきことを2つ解説しました。
- 普段と変わらず接する
- 気を紛らわせてあげる
我が家にも強風や雷雨を怖がる犬がいますが、大丈夫だよと声をかけたり、抱っこしたりするよりも、いつもと変わらずスマートフォンをいじっている私を見せている時の方が安心して過ごしています。
愛犬が強風や雷雨を怖がる時は、普段通りの優しい飼い主の姿で、いつもと変わらず接してあげてくださいね。