愛犬に飼い主の想いを伝える「6つの方法」
「毎日愛犬から愛情をたっぷりもらっているのに、お返しをしていないことに気づいてしまった」という愛犬に自分の想いを伝えたい時に、ぜひ試していただきたい行動があります。
ここでは、愛犬に飼い主の想いを伝える6つの方法をまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.優しい声で話しかける
犬は人間の声のトーンで「元気そう」「なんだか機嫌が悪そう」といった心情を判断しています。ですので、愛犬に対して愛情を伝えたい時は優しい声で話しかけてください。
毎日一緒に暮らす中で、犬は飼い主が話す言葉にしっかり耳を傾けています。ぜひ「大好きだよ!」「今日もいい子だね!」と明るいトーンで言葉を伝えてみましょう。少し照れくさいかもしれませんが、愛犬は飼い主さんの優しい言葉に感激するはずです。
2.名前を呼ぶ
普段から愛犬の名前を呼んでいるかもしれませんが、何気ない時にも呼んでみてください。この時にも優しい声のトーンで愛犬の名前を呼ぶことがポイントです♪
名前を呼ばれた犬の反応には個体差があるかとは思いますが、たとえ駆け寄って来なくても、耳をピンと立てたり、尻尾を一振りしたり、あるいはチラ見だけしたりしながら応えているかと思います。
もし無反応の場合は、何らかのことに対して拗ねているか、別のことに興味がある、または少し信頼関係が崩れている可能性もあります。ほかにも、耳が遠くなっているなどの原因もありますので、まずは愛犬の名前を呼んで、観察を続けてみてください。
3.スキンシップ
犬も人間と同じように、スキンシップで愛情を実感することができます。ただし、犬が喜ぶスキンシップの方法には個体差がありますし、それまであまりスキンシップをしてこなければ、突然のスキンシップは怖がられてしまうことも。
まずは愛犬の好きな方法やスキンシップをされて嬉しい部位を探りながら、少しづつ慣らすことが重要です。ちなみに、一般的には「耳の付け根」「首周り」「あご」「首から背中」「お腹」などのエリアが犬に喜ばれると言われています。
スキンシップをするときは、お互いがリラックスした状態であることを確認し合い、犬が嫌がらない部位から触れるようにしましょう。ブラッシングが気持ちいい犬、お腹を撫でられたい犬、あごをボリボリされたい犬など、嬉しいツボは犬によって異なります。
毎日スキンシップを取る習慣をつけることで、ケガや病気の早期発見にもつながります。さらに、人に触れられるのを嫌がらなくなればペットサロンやホテルへ預けやすくなるメリットもありますので、愛犬がスキンシップを嫌がるタイプでなければ、ぜひ続けてみてくださいね。
4.ほめる
愛犬をほめることは、簡単そうに見えて、実はうっかり忘れてしまっている人が多いです。犬は飼い主にほめられるために生きていると言っても過言ではなく、「よし!」「いい子だね!」とほめられることで愛されている実感もできます。
「最近あまりほめていないかも」と心当たりのある人は、トレーニング遊びをしながらほめる機会を作ってみましょう!
5.一緒に遊ぶ、外へ出かける
愛犬に飼い主の想いを伝える方法は難しいものではなく、一緒に遊んだり散歩をしたり、少し遠くへ出かけたりするだけでもいいのです。
同じ時間を共有することで、信頼関係を深めることができるので、飼い主も一緒に楽しみながら愛犬と幸せなひとときを過ごしてみてください。
6.ごはんやおやつを与える
とても単純かもしれませんが、犬にとって食事時間はとても重要です。美味しいごはんやおやつをくれる飼い主のことを心から信頼し、「ありがとう」と感謝しています。
愛犬の目を引きたい時には、スペシャルおやつを与えてみるのもきっかけになるでしょう。でもそれだけで済ませるのではなく、一緒に過ごす時間も合わせて増やすようにぜひ心がけてみてください。
実は伝わっていないNG行為
飼い主はよかれと思ってしている行為でも、実は犬が嫌がっているNG行為があります。
例えば、以下の行為が当てはまります。
- 犬の目を見たまま、長話をする
- 犬が食べている姿を目の前で観察する
- 長時間のボディマッサージ
- 頭を撫でる
犬の目を見続けたり、長時間何かをしたりすると、逆にストレスを与えてしまいます。
また、犬の頭を撫でる行為も実はおすすめできません。犬からすると頭を撫でようと手を差し伸べる行為が、「頭を叩かれる」という行為に見えることがあるので、頭以外の部位に手を当てるようにしてください。
さらに、こちらが犬に対してなにか行為をしているときに「あくびをする」「目をそらす」「体を震わす」ような犬のストレスサインが見られた時は、犬が(ちょっと嫌だな…早く終わらないかな…)と感じている可能性がありますので注意が必要です。
まとめ
「愛犬に愛情をもっと注ぎたい」と感じている人は、ぜひ今回ご紹介した方法で伝えてみてくださいね。
ただし、ほとんどの犬が「愛情は十分もらっています!」と感じていることも確かです。
あまり特別なことはせず、むしろ日常的のささいなことに目を向けてみると、新たな発見もあるかと思います。ぜひこれからの愛犬との生活にお役立てください!