1.リードをつけない
普段の散歩ではリードを付けている飼い主さんでも、「車も来ないし、広い場所で走らせてあげたいから」と公園の中に入るとリードを外してしまう方がいます。
しかし、公園の中であっても犬をノーリードにするのは絶対にNGです。
公園には小さいお子さんやお年寄り、犬が苦手な人などさまざまな人がいます。飼い主さんにとっては可愛い我が子でも、知らない人にとってノーリードの犬はとても怖い存在です。
また、呼び戻しのしつけが完璧な犬でも、突然大きな音が鳴るなどのアクシデントが起きるとパニックを起こす可能性があります。一度パニックを起こした犬は、飼い主がいくら呼んでも走って逃げてしまうでしょう。そうなれば交通事故に遭ったり、そのまま行方不明になってしまうことも少なくありません。
そもそもノーリードはほとんどの公園でルール違反ですし、ほぼ全ての自治体で条例違反にもなる行為です。ノーリードで愛犬を走らせたい時にはドッグランを利用しましょう。
2.排泄物を放置する
愛犬が公園でした排泄物をそのまま放置するのはやめましょう。犬のウンチやおしっこは、飼い主が責任を持って処理してください。
公園の土がある場所にウンチをさせて「肥料になるから」と放置するのもNGです。犬のウンチは放置しても肥料になることはありません。
おしっこはできるだけ家で済ませるか、ペットシーツにさせるのが理想的です。公園の地面や木にした場合は、たくさんの水をかけてしっかり洗い流しましょう。
公園は公共の場所ですので、不衛生にならないよう対処してください。
3.ブラッシングをする
公園で愛犬のブラッシングを行うのもNGです。
家の中が毛まみれになるからといって、公園のベンチで犬をブラッシングしてしまうと抜け毛は周辺に飛び散ってしまいます。
近くで遊んでいる人は不快になりますし、近隣の住宅に干されている洗濯物に毛が付着することもあるでしょう。
愛犬のブラッシングは必ず自宅で行ってください。
4.花壇や砂場に犬を入れる
愛犬を公園の花壇や砂場には入れないようにしましょう。
綺麗な花が咲いていると愛犬を中に入れて写真を撮りたくなるかもしれませんが、犬が花や茎を踏み荒らしてしまうと花壇が台無しになってしまいます。好奇心旺盛な愛犬が花壇の中に入ろうとしたら制止するようにしてください。
花には犬が口にすると有害なものもありますし、花壇は管理している人や公園を訪れる人々が大切にしているものです。中に入らず外から鑑賞しましょう。
また、砂場は人間の子どもたちの遊び場です。愛犬を遊ばせたくなっても絶対に入れてはいけません。
まとめ
愛犬との公園で絶対にNGな行為をご紹介しました。
公園は愛犬との散歩にぴったりの場所ですが、マナーはしっかり守らなくてはいけません。
自分勝手な振る舞いをする飼い主が増えると、犬を飼っている人に対する世の中の印象が悪くなってしまいます。犬嫌いな人が増えるかもしれませんし、公園自体が「犬の散歩NG」になってしまう恐れもあります。
公園には犬が苦手な人もたくさんいること、公園は公共の場所であることを忘れずに周囲の人へ配慮することが大切です。
お手本になれるような飼い主を目指して、愛犬と公園を楽しくお散歩しましょう♪
