愛犬の為にならない「NGなコミュニケーション方法」
愛犬を大事に思う飼い主なら、あえてデメリットがあるようなコミュニケーションはしないはずです。しかし、気が付かないだけで無意識に「NGなコミュニケーション方法」を取ってしまっているかもしれません。
そこで今回は、愛犬の為にならない「NGなコミュニケーション方法」について解説します。
1.寝ている愛犬をしつこく構う
寝ている愛犬をしつこく構うことは、NGなコミュニケーション方法であり、愛犬の為になりません。
ジッと我慢する犬もいますが、ガウッ！と一喝する犬もいますよね。あなたが寝ている時、愛犬にしつこく「構ってよ～！」とされたらどうでしょうか。愛犬もあなたと同じ気持ちなのです。
犬は、体を休めるために寝ています。寝ることでストレスが軽減される犬もいるでしょう。心を落ち着かせたくて寝ているのです。
しばらく愛犬から目を離しても大丈夫そうだ…と、飼い主が自分の時間を楽しめる時間でもあると思います。寝ている愛犬は、そっと見守りつつ、放っておいてあげましょう。
2.ごはんやおやつを食べている愛犬にちょっかいを出す
ごはんやおやつを食べている愛犬にちょっかいを出すことは、NGなコミュニケーション方法であり、愛犬の為になりません。
食べ物を取られるのではないかと思い、早食いになってしまうことがあります。消化不良を起こすと、下痢や嘔吐の原因になることがあります。
食べ物を取られるのではないかと早食いをしてしまったことで、食べ物を喉に詰まらせてしまう恐れがあります。食べ物を取られまいとした犬が、思わず飼い主の手に咬みついてしまうこともあるでしょう。
飼い主は少しちょっかいを出そうとしただけかもしれませんが、愛犬にとっては信頼を失いかねない行為です。
犬がごはんやおやつを食べている時は、ただ静かに見守るようにし、ちょっかいを出すような行為は絶対にしないようにしましょう。
3.愛犬を故意に驚かせる
愛犬を故意に驚かせることは、NGなコミュニケーション方法であり、愛犬の為になりません。
わッ！と、急に愛犬の前に飛び出したり、急に大きな声をかけたりすると、犬は驚きますよね。その姿が面白く、つい楽しんでしまったことがあるのではないでしょうか。
その飼い主の行為を遊びとして捉えることができる犬もいますが、嫌なことをされたと捉えてしまう犬もいます。敏感で繊細な性格であるからです。
飼い主に嫌なことをされたと、ショックを受けて落ち込んでしまう犬もいるかもしれません。飼い主の行動に常にビクビクしながら過ごさなければならなくなってしまうかもしれません。
遊ぼうと思い、故意に驚かせてしまった時の愛犬の反応が良いものではなかった時は、愛犬が遊びとして捉えることができなかったというサインです。
4.お留守番前の愛犬に大袈裟な表現をすること
お留守番前の愛犬に大袈裟な表現をするとは、NGなコミュニケーション方法であり、愛犬の為になりません。
「お仕事に行って来るからお留守番よろしく！」くらいの軽い感じで外出する方が犬は安心します。ちゃんと飼い主が戻って来てくれることを理解しているからです。
「お留守番させてごめんね…急いで帰って来るからね、いい子で待っててね」と、ちょっぴり重めの別れ方をすると犬は不安になりやすいです。
いい子で待っててね…と言われるよりも、お留守番よろしく！と言われた方が、「よし、お留守番という任務を与えられたぞ！」と、犬も使命感を燃やすことがあります。
犬にとって、お留守番が寂しく退屈なものではなく、飼い主を待つ楽しみになるよう、出かける前にコミュニケーションにも工夫をしてあげる必要があると思います。
まとめ
愛犬のためにならないNGなコミュニケーション方法を4つ解説しました。
- 寝ている愛犬をしつこく構う
- ごはんやおやつを食べている愛犬にちょっかいを出す
- 愛犬を故意に驚かせる
- お留守番前の愛犬に大袈裟な表現をする
犬とのコミュニケーションが上手な犬は、犬から好かれますよね。家族の中で私だけ…と感じることがあるのであれば、NGなコミュニケーションが原因かもしれません。
