犬の飼い主が守るべき『トラベルマナー』4つ!旅行を楽しむために必要な知識とルール

犬の飼い主が守るべき『トラベルマナー』4つ!旅行を楽しむために必要な知識とルール

『犬の飼い主が守るべきトラベルマナー』についてまとめました。「トラベルマナー」を守ることには、愛犬の安全と命を守ること、周囲に不快な思いをさせないこと、旅行を思いっきり楽しむことの意味があります。事前に必要な知識とルールを確認しておきましょう。

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犬の飼い主が守るべき「トラベルマナー」

予防接種をうつ犬

では、愛犬との旅行で守るべき「トラベルマナー」について確認しておきましょう。

1.狂犬病の予防注射と混合ワクチンの接種を済ませておくこと

狂犬病の予防注射と混合ワクチンの接種を済ませておくことは、犬の飼い主が守るべきトラベルマナーです。

ドッグランを利用する時、犬同伴OKの施設を利用する時、ホテルや旅館を利用する時など、接種済であることの証明書の提示を求められることがあります。

旅行先で「証明することができなくて利用できない」などということがあっては大変です。旅行が楽しめなくなってしまいますし、現地で宿泊先を探さなければならなくなってしまうかもしれません。

接種済であることを証明できないのに宿泊できるホテルや旅館は、実際なかなかありません。前もって予約していたのに摂取済みを証明できずに利用できなくてキャンセル料が発生!などという事態も出来れば避けたいですよね。

狂犬病の予防注射と混合ワクチンの接種を済ませることはもちろん、証明書を発行してもらうことと、証明書を持って出かけることを忘れないようにしましょう。

愛犬の安全と健康を守るため、フィラリアの寄生とノミ・マダニの寄生を予防するための予防医療も徹底しておくことをおすすめします。

2.首輪・ハーネス・リードを持って行くこと

首輪・ハーネス・リードを持って行くことは、犬の飼い主が守るべきトラベルマナーです。

「ペットカートを利用するから愛犬を歩かせることはない」という場合でも、必ず持って行くべきです。

ペットカートから飛び降りてしまった時、逃げ出して迷子になってしまうかもしれません。慣れない場所では犬もパニックに陥りやすいです。

地面を歩かせることは絶対にない!という場合でも、迷子札や鑑札と一緒に首輪またはハーネスを着用するようにしましょう。もしも飼い主とはぐれてしまった時、首輪やハーネスに迷子札や鑑札が付いていたら、必ず飼い主の元に帰ることができます。

3.マナーポーチを持って行くこと

お散歩用のバッグを持って歩く

マナーポーチを持って行くことは、犬の飼い主が守るべきトラベルマナーです。

マナーポーチとは、愛犬のお手入れに欠かせないアイテムや排泄物の後始末をするためのアイテムを詰め込んだポーチのことを言います。

ポーチの中身には、このようなアイテムがあると安心で便利です。

  • トイレシート
  • レジャーシート
  • トイレに流せるティッシュ
  • 臭わない袋
  • ボディータオル
  • ミニコロコロ(粘着テープ)
  • 除菌ティッシュ

愛犬を排泄をさせるとき、トイレシートの下にレジャーシートを敷いておくと、床や地面を汚すことがありません。はみ出してしまうことがよくある、という場合におすすめです。

なお、持ち帰るゴミを少しでも減らすため、ティッシュだけでもトイレに流せるタイプを持って行くとよいと思います。

犬のうんちはどうしても臭ってしまいますよね。犬用や赤ちゃん用の臭わない袋があると安心です。

また、施設を利用する時には、ボディータオルで愛犬の手足の汚れを落とし、飼い主に服についた抜け毛はコロコロで取り除くとよいと思います。

4.新幹線は車両1番前のデッキに近い座席を指定すること

愛犬と新幹線を利用した旅行を楽しむための知識として覚えておくと便利なのが、『新幹線は、車両1番前のデッキに近い座席を指定する』ということです。

トラベルマナーとしても知っておいてほしいことがあります。

もしも乗車中に愛犬が吠えてしまう時、なかなか鳴き止んでくれない時は、「すぐにデッキに出る」という対応をすることができる、ということです。

不安や緊張から落ち着きがなくなってしまうことってよくありますよね。慣れない新幹線での旅行にはつきものです。犬は乗車中、ずっとクレートやキャリーバッグの中に入っていなければならず、ストレスから吠えたり鳴いたりしてしまうこともあると思います。

車両1番前はデッキに近いだけではなく、座席の足元部分が最も広い場所でもあります。クレートやキャリーバッグが置きやすいです。

ただ、席を指定することには、周りの環境によって愛犬が快適に過ごせない場合がある、というデメリットがあります。人の話し声が苦手だったり、子供たちの騒ぎ声が苦手だったり、隣に座っている人が苦手などあるかもしれません。

もしも席を移動する必要があるかもしれないという場合には、指定席ではなく自由席も検討されるとよいと思います。

まとめ

車内、クレートとジャックラッセルテリア

犬の飼い主が守るべきトラベルマナーを4つ解説しました。

  • 狂犬病の予防注射と混合ワクチンの接種を済ませておくこと
  • 首輪ハーネスリードを持って行くこと
  • マナーポーチを持って行くこと
  • 新幹線は車両1番前のデッキに近い座席を指定すること

愛犬との初めての旅行では「うっかり」が起こりやすいです。最低限に必要なトラベルマナーだけでも事前にしっかり学ぶようにし、安心して楽しめるように準備してくださいね♡

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