世界の犬たちが持つ「おもしろギネス記録」
数多くの世界一の記録が収集されたギネスブックには、驚きの特技や記録を持つ犬たちも掲載されています。その内容は、思わず驚きの声をあげるものからクスッと笑ってしまうものなどさまざまで、「へ〜、こんな犬がいるんだ!」と関心してしまうものです。
今回は、世界の犬たちが持つ「おもしろギネス記録」について解説します。
1.二足歩行で世界一速く走る犬
ロサンゼルスに住むポメラニアンの「ジフ」は、『二足歩行で世界一速く走れる』というギネス記録を持っています。その内容は驚くもので、「後ろ足で10mを6.56秒で走る」「逆立ちで5mを7.76秒走る」と前足(逆立ち)と後ろ足のどちらの世界記録を保持しているというのです!
「健気走る姿が可愛い♪」と話題になり、あのケイティ・ペリーのPVにも出演したこともありました。しかし、このジフが持つ記録を塗り替える犬が登場したのです。
どうやら「konjo」という名の小型犬が、逆立ちで5mを2.39秒という速さで走り抜けてしまったようです。記録を塗り替えられてしまったジフは残念ですが、とても可愛らしい競い合いなので、見えているこちらは癒されるばかりです。
2.おでこにジュースの缶を乗せたまま世界一速く100mを走る事ができる犬
なぜそんな事を始めたのかは分かりませんが、オーストラリアン・シェパードとボーダーコリーのミックス犬の「スイートピー」は、『おでこにジュースの缶を乗せたまま世界一速く100mを走る事ができる犬』としてギネス認定されています。
その記録は、100mを55秒で走り抜けるというものですが、神業レベルのバランス感覚で走るスイートピーの姿に、見ている人は胸を打たれるばかりです。
3.世界一吠える声がうるさい犬
オーストラリアのゴールデンレトリバー「チャーリー」は、2013年3月に行われた鳴き声コンテストに参加した際に、113.1デシベルという記録を出しました。そのまま『世界一吠える声がうるさい犬』として、ギネス記録に認定されたそうです。
ちなみにチャーリーは、指示された時以外は吠えないお利口な犬だそうです。
4.世界一速く100個の風船を割る犬
カリフォルニアのジャックラッセルテリア「トゥインキー」は、『世界一早く100個の風船を割る犬』としてギネス認定されています。その記録は何と39.08秒!
風船が割れる音にも動じることなく、とてつもない速さで動き回るトゥインキーの姿に感動してしまいます。
5.世界一背の高い犬
アメリカ・テキサス州に住むグレート・デンの「ゼウス」は、『世界一背の高い犬』としてギネス記録を持っています。
そのサイズですが、体高が約112cm、後ろ足で立って直立状態になると2.2mにもなるという大きさです!ほぼ犬とは思えないビッグサイズなので食事量も凄く、1日に14kgも食べてしまうらしいです。
6.世界一背の低い犬
世界一大きい犬もいれば小さな犬もいます。アメリカ・フロリダ州のチワワ「パール」は、『世界一背の低い犬』としてギネス認定されています。
その大きさは、体高約9.1cm、体長約12.7cm。体重は約550gという超小型サイズです。まるで人形のような可愛らしい犬に世界中の人が驚きました。
7.世界一長生きした犬
2023年2月に、『世界最高齢』の犬のギネス記録が約80年ぶりに更新されました。ポルトガルに住む「ボビ」は、30歳8ヶ月を迎えた時にギネス記録に認定、かつての記録である29歳5ヶ月を大きく超えています!
ボビは、視力は低下しているものの健康には問題がなく、都会から離れた静かな土地でのんびり暮らしているとのことです。
8.世界一舌の長い犬
アメリカ・ルイジアナ州に住む犬「ゾーイ」は、『世界一舌の長い犬』という変わったギネス記録を持っています。その舌の長さはなんと12.7cm!
ラブラドールとジャーマンシェパードのミックス犬とあって元々体のサイズは大きいですが、だらんと垂れた長い舌は可愛いらしくもあり、見ているとつい笑ってしまうものです。
9.世界一ボールをたくさんくわえる犬
変わったギネス記録を持つ犬といえば、アメリカ・ニューヨーク州に住むゴールデンレトリバーの「フィンリー」がいます。
この犬は、テニスボールを6個くわえることができる『世界一ボールをたくさんくわえる犬』としてギネス認定されました!口元をパンパンに膨らませたフィンリーの姿に、笑わない人はいないはず!
10.世界一股抜きができるスケボー犬
最後にご紹介するのは、日本に住むギネス認定犬です!
神奈川県に住むブルドッグの「大(だい)」ちゃんは、スケボー犬としてCMに出演するなど活躍していました。そんな大ちゃんは、2017年に生放送されたテレビ番組に出演した際に、スケボーに乗ったまま32人の股をくぐるチャレンジに成功!
さらに、同年に別の番組で33人の股抜きを成功させ、『世界一股抜きができるスケボー犬』にギネス認定されました。見事なバランス感覚を持つ大ちゃんですが、心からスケボーを楽めることが記録につながったようですね。
まとめ
色々な犬の記録を見ていると、ギネス世界記録は人間だけのものではないということがよくわかりますね。ただ生きているだけで世界記録に認定された犬、変わったギネス記録にチャレンジする犬などさまざまです。
もし愛犬が変わった特技を見せるようになったら、ギネス記録認定への挑戦を検討してみてはいかがでしょうか。