犬の散歩は何分すればいいの?
散歩は犬の運動やストレス解消になる、とても大切な時間です。室内犬は散歩に行くことで外の環境に慣れて社会化の練習にもなります。
飼い主と愛犬のコミュニケーションにもなる散歩は、できるだけ毎日行きたいものですが、犬を飼い始めたばかりだと「散歩って何分くらいすればいいんだろう?」と悩んでしまいますよね。
実は、犬は犬種によって必要とされる散歩時間は大きく異なります。たとえ体が小さい犬でも、種類によってはたくさん散歩が必要なこともあるんです。
今回は、有名犬種ごとの散歩時間や頻度の目安について解説しますので、参考にしてくださいね。
有名犬種ごとの散歩時間と頻度の目安
有名犬種6種類の散歩時間と頻度の目安を挙げてみました。これらの中に飼っている犬種がいない場合は、似たタイプの犬種を参考にして散歩の時間を考えてみてください。
柴犬の場合
柴犬の散歩は1回につき30分~1時間前後、頻度は1日2回が目安です。
人気犬種である柴犬は日本犬で、もともとは猟犬として野山を走り回っていた犬種。現在は室内で飼われることが増えているので、ストレスが溜まらないように散歩にはしっかり行くようにしてください。
チワワの場合
チワワの散歩時間は1回につき15~20分前後、頻度は1日1回~2回が理想的です。
チワワはペットショップの店員から「小さいから散歩は要りませんよ」などと言われることもありますが、そんなことはありません。
チワワは警戒心が強い犬種なので、外へ連れ出して色々な環境に慣れさせるようにしましょう。適度な運動も心身の健康のために大切です。
トイプードルの場合
トイプードルの散歩時間の目安は、1回につき15~30分前後、行く頻度は1日に1~2回が適しています。
トイプードルは可愛らしい見た目をしていますが、以前は狩猟にも使われていたほど活発な犬種です。なかには体が小さく運動嫌いな個体もいますが、多くのトイプードルはたくさん歩かせてあげたほうが満足してくれるでしょう。
ジャックラッセルテリアの場合
ジャックラッセルテリアは1回につき1時間~1時間半の散歩を1日に2回は行くようにしましょう。
ジャックラッセルテリアは小型犬ですが、かなり多くの運動量が必要な犬種です。運動不足になると、家の中でイタズラなどの問題行動をする可能性が高いので、ストレスの発散のためにもしっかり散歩させましょう。
コーギーの場合
コーギーの散歩は1回につき30分~1時間、1日に2回は行くようにしてください。
コーギーは牧畜犬なので、ゆっくり散歩するだけでなく走ることも必要になります。飼い主が一緒に走れない場合はドッグランを利用するのがオススメです。
ラブラドールレトリーバー
ラブラドールレトリーバーの散歩は1回につき最低でも1時間、1日に2回が目安です。
大型犬のなかでは比較的おっとりした性格の子が多いラブラドールレトリーバーですが、それでも1時間以上の散歩が必要になります。
また、ラブラドールレトリーバーは肥満になりやすい体質なので、運動不足にならないように注意しましょう。
まとめ
今回は、犬の散歩時間について、犬種ごとの目安や必要な頻度について解説しました。
今回ご紹介した散歩時間や頻度は、あくまでも目安です。犬は同じ犬種でも個体差があるので、活発な性格の子であれば時間を増やすなど愛犬に合わせて調整してください。
また、子犬やシニア犬は長時間の散歩が負担になることもあるので、愛犬の様子を見ながらちょうどいい散歩をするようにしましょう。
日によってルートを変えたり、途中でおやつ休憩を挟むなど、工夫しながら愛犬と楽しい散歩時間を楽しんでくださいね♪