愛犬の「ずる賢い」振る舞いランキングトップ4!
犬にも人間のように「ずる賢い」一面が色々あるようです。今回は、賢いわんこのあるあるなずる賢い行動のトップ4をご紹介します。
1.幼い子供の食べこぼしを狙って待機する
幼い子供がごはんやおやつを食べる時、犬がテーブルの下やイスの横に座って待機するのは、食べこぼしを狙う賢いわんこのあるある行動です。
幼い子供はほぼ100%の確率で食べこぼします。「はいどうぞ♡」と、犬に食べ物を手渡ししてしまうことさえあります。
普段はおやつのおねだりを全くしない犬も、(ここに座って待っていれば食べ物が降ってくるぞ!)と学習してしまうことがあります。
ただし、犬が人間の食べ物を食べると、嘔吐や下痢・中毒症状・食物アレルギー・消化不良などを引き起こす原因になることがあります。幼い子供の食事中は、食べこぼしと、犬の拾い食いに注意しましょう。
2.おやつと引き換えに言うことを聞く
「オスワリ!」と言うだけではオスワリをせず、おやつを見せながら「オスワリ」と言えばオスワリをする…。このように、目の前におやつがあり、おやつがもらえる保障がある時のみ、おやつと引き換えに言うことを聞くのは、賢いわんこのあるある行動です。
おやつを食べることができるから言うことを聞くのであって、何のメリットもないのであれば言うことを聞いたりはしませんよ、とでも言うかのような振る舞いですよね。
ふてぶてしい態度のようにも見えますが、そんな姿でさえも飼い主にとっては可愛い!つい、おやつを与えすぎてしまう原因かもしれません。
3.出ないのにトイレに行くフリをしてご褒美をもらいに来る
トイレトレーニング中は、ご褒美におやつを活用することがよくありますよね。トイレで上手に排泄することができたらおやつをあげて褒める、というのが基本になっているのではないでしょうか。
ずる賢い犬の場合、何度もトイレに行くフリをし、ご褒美のおやつをもらおうとすることがあります。トイレをちゃんとマスターしているからこそできる、賢いわんこのあるある行動です。
犬は、トイレトレーニングが済んだ後の成犬になってからも、「ちゃんとできたよ!」と嬉しそうに報告しにやって来て、おやつのご褒美をもらえると思っています。
おやつの食べすぎにさえ注意していれば、愛犬とのスキンシップやコミュニケーションだと思って、「上手にできたね♡」と、ご褒美のおやつを与えてもよいと思います。
4.イタズラをするのはお留守番中だけ
犬は、それが叱られる行為であるということを分かっています。そして、飼い主が強く叱ることのできない程度の行為であるということも分かっています。
飼い主のスリッパをおもちゃにして遊んだり、ソファーをホリホリして穴を開けたり、お留守番中に限ってイタズラをするのは、賢いわんこのあるある行動です。
スリッパを出しっぱなしで出かけた自分が悪いんです。ホリホリは犬の本能的な行動ですし、寝床を整えるための行為です。叱りたいけど…あまり強く叱ってはいけないな、と思わせる行動なのです。
「本当はお留守番なんて嫌なんだからね!」「どうして私も一緒に連れて行ってくれないの?!」「めちゃくちゃ退屈だったし、寂しかったんだからね!」という気持ちをイタズラに込めているに違いありません。
賢いからこそ、許される範囲でのイタズラができてしまうのです。そのイタズラに込められた犬の気持ちを読み取ることが飼い主に必要な力だと思います。
まとめ
愛犬のずる賢い振る舞いランキングトップ4!結果は次の通りになりました。
- 幼い子供の食べこぼしを狙って待機する
- おやつと引き換えに言うことを聞く
- 出ないのにトイレに行くフリをしてご褒美をもらいに来る
- イタズラをするのはお留守番中だけ
稀だとは思いますが、天然と言うのか、あざといと言うのか、それがずる賢い振る舞いであるということを全く理解せずに行動している犬もいるのではないでしょうか。
基本的には、犬がずる賢い振る舞いをするのは、決して無意識なわけではありません。
犬はどのように行動すると自分にとってよい出来事が起るのか、ということを理解して行動しています。