愛犬がおもちゃを飼い主に渡してくる時の心理
愛犬が飼い主におもちゃを渡してくる時の心理をご紹介します。
お気に入りのおもちゃを飼い主に渡す時、犬はどういう心理なのでしょうか。考えられる心理を4つご紹介します。
1.「遊んで欲しい!」
飼い主におもちゃを渡してくる時、多くの犬は「遊んで欲しい!」「一緒に遊ぼう!」と思っています。
飼い主と一緒に遊べばボールを投げてもらったり、ロープのおもちゃを引っ張りっこする遊びもできます。そしてなにより、犬は大好きな飼い主と一緒に遊べるのが楽しくてたまらないのです。
2.「もっと構ってよ~」
あなたがスマホやテレビに夢中になっている時、愛犬があなたの元へおもちゃを持ってきたことはありませんか?
この行為は、自分以外の物に夢中になっている飼い主さんへ、愛犬からの「こっちを見てよ!」というアピールです。
犬は飼い主の気を引こうと代わる代わる色んなおもちゃを持ってきたり、口にくわえたおもちゃを飼い主の体に押し付けたり、さまざまな方法を使ってアピールしようとします。
3.「褒めてほしいな♪」
犬は飼い主に褒めて欲しい時にも、おもちゃを持ってくることがあります。
以前おもちゃを飼い主に渡して褒めてもらった経験がある犬や、「持ってこい」遊びが好きな犬はこの行動を取ることが多いでしょう。
愛犬が落ち着いた様子でおもちゃを持ってきて、誇らしげな表情をしている時は「偉いでしょう!?褒めて!」と思っている可能性が高いです。
4.「元気出して!」
あなたが泣いている時や落ち込んでいる時、愛犬におもちゃを渡されたことはありませんか?
「泣いてる時に遊びに誘うなんて、犬は空気が読めないなぁ」なんて思ってしまうかもしれません。しかし、実はこの時、犬はあなたを励まそうとおもちゃを持ってきているんです!
犬は以前おもちゃで一緒に遊んだ時、飼い主が笑顔で楽しそうにしていたことを覚えています。
飼い主が悲しそうにしているのを見た犬は、「おもちゃを渡したら笑顔になってくれるかも!」と考えておもちゃを持ってくるのです。
愛犬にこんな健気で優しい対応をされたら、飼い主は嬉しくて余計に泣いてしまうかもしれませんね。
愛犬がおもちゃを持ってきた時の対応の仕方
愛犬におもちゃを渡されたら、一緒に遊んであげたり優しく撫でて褒めてあげると良いでしょう。コミュニケーション不足も考えられますので、解消できるようにたくさん遊んであげてください。
ただし、愛犬がおもちゃを持ってくるたびに毎回遊んでいると犬がワガママになる恐れがあります。時には無視をしたり、「後で」と声をかけて犬に我慢させることも必要です。
犬が我慢して大人しく待つことができたら、飼い主の方から声をかけて遊んであげるようにしましょう。
また、あなたが落ち込んでいる時におもちゃを持ってきた愛犬には「ありがとう」「大丈夫だよ」と声をかけて安心させてあげてくださいね。
まとめ
愛犬がおもちゃを渡してくるのは多くの場合、「飼い主と遊びたい」「コミュニケーションを取りたい」という心理からです。
飼い主との触れ合い不足はストレスの原因となり、悪化すると体調不良などのトラブルに繋がることもあるため、愛犬との触れ合いは大切にしましょう。
ワガママにならないよう注意しなくてはいけませんが、愛犬が甘えてきた時はたくさん遊んであげるようにしてくださいね。