︎大型犬と暮らした人にしか分からない5つの魅力
犬を迎える際にまず考えるのが「犬のサイズ」ですが、圧倒的に飼いやすいとされるのは小型犬です。ですが、大型犬に対して「いつか飼ってみたい」と強い憧れを抱く人はとても多いですね!
初心者にはおすすめされない大型犬ですが、実際に一緒に生活するとどんな発見があるのか興味があるかと思います。ここでは、そんな大型犬と暮らした人にしか分からない5つの魅力について、飼い主の視点からご紹介します!
1.圧倒的な存在感!
まず見た目の圧倒的な存在感!これが大型犬最大の魅力です。遠くからでもわかる大きなシルエット、どっしりとした姿にキュン!とさせられます。
ゆっくりと立ち上がったり座ったりする、その動作だけで惹きつけられます。「ドッグランに行くとうちの犬が大体1番大きい」というのも大型犬あるあるですね。
「体が大きい」というだけ人気者になれる所も、大型犬の魅力かもしれません。防犯上でも頼りになります。
2.包容力のある体格
「やっぱり大型犬っていいな!」と思うのが、大きな体で包み込んでくれるような、大きな癒しを与えてくれる所です。人間が寄りかかっても受け止めてくれる包容力、その力強さと温もりは大型犬ならではかと思います。
うちの犬は飼い主と対等の体格をしているので、抱きしめ合うこともできますよ。小型犬のように抱っこすることはできませんが、その分大型犬は抱き止めてくれます。
日頃のお世話は大変ですが、モフモフの大きな体に包み込まれるとそんな苦労も忘れてしまうのです。そのまま一緒にごろ寝することもよくあります。
3.一緒に運動を楽しめる
大型犬の有り余る体力を消化させるのは本当に苦労しますが、逆に考えると運動のパートナーとしてこれ上ない存在になります。リードを引く力に耐えるだけで筋肉がつきますし、ランニングも喜んで付き合ってくれますよ。
小型犬よりも長時間の運動に付き合ってもらえるので、飼い主の健康維持に大きく貢献していると思います。大型犬を飼うだけで痩せる人もいますが、これも一理あると思います!
4.とても力持ち
大型犬を飼ってみて分かったのが、とっても力持ちであることです。ロープの引っ張り合いをすればこちらが振り回されそうになるし、全力で走り回っている愛犬とぶつかると飼い主は吹き飛ばされそうになります(笑)。
荷物を詰んだソリをロープで引っ張る作業も喜んでしてくれるので、そんな時(大型犬がいてくれてよかった♪)などと思いますよ。何もかもダイナミックで、その都度ハラハラしますが、その分飼い主に対して何かと貢献してくれます。
5.穏やかで面倒見がいい
これは犬種やしつけにもよりますが、大型犬には比較的穏やかで面倒見がいい犬が多いです。子供やほかのペットにも優しい大型犬であれば、じっと見守ってくれることもあります。
子守犬や見守り犬として貢献してくれる大型犬も多いですよね。そこにいるだけで家族に大きな安心感を与えてくれる存在にもなります。
︎大型犬と暮らす注意点や覚悟
もし大型犬を実際に飼うとなれば、当然小型犬や中型犬とは異なる飼育上の苦労があります。
これから大型犬を迎え入れたいとお考えの人は、以下の注意点や覚悟をぜひ参考にしてください。
- 飼育代の負担が大きい
- 広いスペースが必要
- 体力と時間の確保
- 介護生活も想定しておく
まず、大型犬の飼育代は『小型犬の5倍以上』といわれています。フード代や診療代、トリミング代などすべて大型犬は最も高い料金です。
大型犬のサイズに見合う飼育環境と、飼い主自身の体力的な問題もよく考慮しておかなければなりません。大型犬の散歩時間は30分〜1時間、距離にすると2〜4kmが目安となり、これを朝夕の1日2回こなすことが推奨されています。
そして、大型犬の介護生活についてもぜひ想定しておいて欲しいです。体が大きい犬を抱き抱えて運ぶのは容易なことではなく、飼い主自身の年齢的な問題もしっかり考えておきたい点です。
︎まとめ
ダイナミックで力持ちな大型犬との暮らしは苦労も多いですが、その分だけ大きな癒しを運んでくれます。
今回ご紹介したように、大型犬と暮らす生活はとても魅力がありますが、実際に迎え入れるまではじっくり時間をかけて考えてみて欲しいです。
大型犬を最期まで面倒を見るのは大きな決断となりますが、興味がある人はぜひ前向きに検討してください!