犬がたそがれている時の心理
愛犬がたそがれている時、(今、何を思っているんだろう…?)と気になりますよね。
不満なことがあるのではないか、飼い主としてちゃんとお世話できていないのではないか、つらい思いをさせているのではなかと、心配にもなるのではないでしょうか。
犬がたそがれるのはどんな時なのか、どんな理由でたそがれているのか、その心配を取り除いてくれる意外な心理もあるようです。
1.満足している
犬がたそがれているのは、満足しているからです。
- お散歩に行ってきた
- ごはんを食べた
- おやつを食べた
- おもちゃで遊んでもらった
こんな時、満足してたそがれていることがあります。
お散歩に満足できなかった時は部屋の中を猛ダッシュで走り回ったり、ごはんやおやつに満足できなかった時は吠えて催促したりすることがありますよね。遊び足りない時は、飼い主の後をついて回ったり、足元にまとわりついたりすることもあります。
犬がたそがれているのは満足している時のサインです。落ち着いている状態なので、無理に構ったり刺激したりすることなく、しばらく放っておいてあげましょう。
2.眠いけど気になることがある
犬がたそがれているのは、眠いけど気になることがあるからです。
- 外から聞こえてくる声や音が気になっている
- 飼い主の行動が気になっている
このような時、眠気と闘っている様子がたそがれているように見えることがあります。ボーッと一点を見つめていたり、呼びかけても気づかなかったり、眠気に負けてしまいそうな時もあります。
犬に刺激を与える何かがあり、安心して体を休めたり眠ったりすることができない状態でもあると言えます。
3.お散歩に行けないことが分かって落ち込んでいる
犬がたそがれているのは、お散歩に行けないことが分かって落ち込んでいるからです。
雨の日、窓の外を眺めながらたそがれていることがあります。1時間でも2時間でも外を眺めたまま窓から離れないことがあります。
傘をさして歩く人を見て、(いいな…お散歩に行けて…)などと考えているかもしれません。レインコートを着てお散歩している犬が、窓の外を通り過ぎることもあるのではないでしょうか。
雨の日、他所のお宅の窓を見ると、外を眺めながらたそがれている犬を見かけることがよくあります。犬好きにとっては、ひとつの楽しみになっているのではないでしょうか。
4.疲れている
犬がたそがれているのは、疲れているからです。
- トリミングから帰ってきた
- 動物病院から帰ってきた
- お散歩や運動から帰ってきた
- お出かけや旅行から帰ってきた
犬がたそがれるほど疲れる時は、このような出来事があった日です。
トリミングでは、ただジッとしているだけのようで、実際にはかなりの体力を使うようです。動物病院では、不安・緊張・恐怖などによる精神的な疲れが大きいのではないでしょうか。
お散歩や運動をたくさんした日は普段よりも体力を使うでしょうし、お出かけや旅行は慣れない環境によるストレス、楽しくてはしゃぎ過ぎたことなどが疲れの原因になると思います。
まとめ
犬がたそがれている時の心理を4つ解説しました。
- 満足している
- 眠いけど気になることがある
- お散歩に行けないことが分かって落ち込んでいる
- 疲れている
愛犬がたそがれている時、名前を呼んでも反応しないことがあります。しつこく呼びかけると、飼い主のそばから離れて行ってしまうことがあります。たそがれている時は、呼びかけたり構ったりすることなく、ただ放っておいてほしいのかもしれません。
愛犬にもひとりを楽しむことを満喫したり、飼い主と離れて過ごしたりする時間が必要なのだと思います。たそがれている時は、しばらくそっと静かに見守ってみましょう。