犬に好まれるおもちゃの特徴
犬に好まれるおもちゃには、どのような特徴があるのでしょうか。おすすめの選び方や犬に長く好まれるコツを解説します。
1.カミカミできること
犬に好まれるおもちゃの特徴は、カミカミできることです。
犬は噛んで遊ぶことが大好きです。子犬や成犬だけではなく、老犬になってもカミカミして遊ぶことがやめられない♡というほど大好きです。
子犬には、カミカミしやすいラバー製のおもちゃがおすすめです。歯の生え変わり時期のむず痒さやストレスの軽減を目的とした、子犬用のラバー製のおもちゃがあります。
成犬には、噛み応えが十分にあり、破壊して遊ぶことも可能な天然木のおもちゃがおすすめです。破壊してもいいように作られていますが、破片で口の中を怪我したり、誤飲したりしないよう注意が必要です。
噛んで遊ぶことが大好きな老犬には、フレーバー付きのおもちゃがおすすめです。おもちゃへの興味が薄れるタイミングでもありますが、最も衰えにくいとされている嗅覚に刺激を与えることができます。
2. 一緒に遊ぶこともひとり遊びも楽しめること
犬に好まれるおもちゃの特徴は、一緒に遊ぶこともひとり遊びも楽しめることです。
とくに好まれやすいのは、ロープのおもちゃです。
- 飼い主と引っ張り合う
- 飼い主に投げてもらって追いかける
- カミカミして遊ぶ
- 振り回して遊ぶ
ロープのおもちゃは、色んな遊び方が楽しめます。
多頭飼いをしていると、犬同士で引っ張り合って遊ぶこともあります。ひとり遊びをしている時は、自分で振り回して遠くに飛ばして追いかける、という遊び方をすることもあります。
ロープのおもちゃは、犬が噛んで引っ張っても破れたり千切れたりしない、頑丈なものを選ぶのがポイントです。糸が解れやすいものは、遊んでいる最中に切れた糸を飲み込んで恐れがあります。
犬が口にくわえやすい太さのものも選ぶというのも長く好まれるコツです。
3.おやつやフードが飛び出すこと
犬に好まれるおもちゃの特徴は、おやつやフードが飛び出すことです。
おもちゃの中におやつやフードを入れ、犬が転がすことで飛び出す仕組みです。ひとり遊びをしてほしい時、留守番中、知育玩具として人気の高いおもちゃです。
室内で可能な軽めの運動をさせたい時にもおすすめです。運動量が減ってしまった老犬にも最適だと思います。
おやつやフードが飛び出すという点では、すでに長く好まれるポイントなのではないでしょうか。選ぶ時は、犬の口の中にすっぽり入ってしまわない大きさを選ぶようにしましょう。
おもちゃを破壊することで、中のおやつやフードを取り出そうとする犬もいます。どのようにしたら飛び出してくるのか、飼い主が遊び方を見せて学習させることから始めてみてください。
4.飼い主のニオイがすること
犬に好まれるおもちゃの特徴は、飼い主のニオイがすることです。
市販のおもちゃでは遊んでくれない、という犬がいますね。試しに飼い主の使い古したシャツやタオルなどを使って、手作りのおもちゃを与えてみてください。
おもちゃを噛んだり、追いかけたり、振り回すことも好きですが、「安心できる飼い主のニオイがすること」が、そのおもちゃを好む理由になることがあるのです。
まとめ
犬に好まれるおもちゃの特徴を4つ解説しました。
- カミカミできること
- 一緒に遊ぶこともひとり遊びも楽しめること
- おやつやフードが飛び出すこと
- 飼い主のニオイがすること
長く好まれるおもちゃになるための最大のコツは、「このおもちゃで遊んでいて楽しかった」という経験をさせることです。
たくさんおもちゃを持っているのに、いつも同じおもちゃでばかり遊ぶ、ということがあります。以前にそのおもちゃで遊んだ時、余程の楽しい経験をしたのでしょう。
愛犬と一緒におもちゃで遊ぶ時は、大袈裟なくらいでもよいので、飼い主が楽しんでいる姿を見せてあげるとよいと思います。