犬友と出会える場所
では、犬友とは、どこで出会える可能性が高いのでしょうか。
公園
犬の散歩と聞いて思い浮かぶのはまず公園です。駐車場のある大きな公園では車で来る人もいます。
公園の周辺の道でも犬を散歩させている人は多いので、近所に犬はいないか探してみましょう。
人によっては周囲に迷惑をかけないようにと、早朝や夜など、人通りの少ない時間帯に散歩する人もいます。
ペットサロンやショップ
定期的にトリミングに通っていると、常連の犬と顔見知りになることもあると思います。同じ犬種の犬は体質や性格も似ているので、情報交換したくなりますね。
他の犬はどんなごはんを食べているのか、どんなリードや首輪を使っているのかなど、知りたい人は多いと思います。
顔見知りになった飼い主さんに、どこのショップに行っているのか聞いてみましょう。家が近ければ同じ店舗に行っている可能性があります。
犬友になれた飼い主同士で情報交換できれば、それまで知らなかった良い犬グッズが見つかるかもしれません。
ドッグラン
普段の散歩だけでは、遊び相手がいなくて退屈してしまう犬がいます。大型犬は特に起こりがちですが、ドッグランでは同じような犬が集まってきます。
交通アクセスの良いところなら、遠くから大型犬を連れてくる人はたくさんいます。イベントが行われることもあり、思い切って車で出かけてみると、珍しい犬種に出会えるかもしれません。
道の駅やサービスエリア
近年は犬と自動車で出かける人が増え、ドッグラン付きの道の駅やサービスエリアも増えました。道の駅やサービスエリアは買い物目的で行く人も多く、屋外なら犬が入れる場所も多いです。
犬と入れる施設の近くでは車を停めて休憩している人もいるのでおすすめです。
犬友と会う際の注意点
犬友と出会える場所が分かったところで、犬友と会う際の注意点について解説します。
初対面では急に近づかない
他の犬が怖い、警戒心が強い性格の犬などは、急に近づくとトラブルになることがあります。
お互い初対面であれば、まずは飼い主に挨拶をし、その上でどちらの犬も問題なさそうだと感じられてからはじめて、犬を近づけましょう。
相手の飼い主が「この子は仲良くできないから」と言っていたら、事故を防ぐためにもすぐに立ち去ってください。
犬におやつを与えすぎない
他の犬と仲良くなって懐いてくれるのは嬉しいですが、ついおやつを与えすぎてしまう人がいると思います。
おやつの食べすぎは肥満や病気、ごはんを食べなくなるなどのデメリットがあり、双方の犬に良くありません。
どうしてもおやつを与えたいときは、相手の飼い主に与えて良いかを聞き、大丈夫であれば少量を与えましょう。
公共の場でのマナーを守る
たまに放置ウンチや犬をノーリードで散歩させている人を見ますが、犬が苦手な人からすると迷惑です。
当然のことですが、愛犬が粗相をしたらすみやかに片付け、犬が勝手な方向に行かないようにコントロールしながら散歩をしましょう。
また犬がヒートのときにはオス犬がどうしても興奮してしまうので、なるべく他の犬に会わないようにしなくてはいけません。
またペットサロンやドッグランなどでは、ワクチン接種証明書が必要です。感染症にかかっている犬は他の犬や人に移さないように利用を避けてください。
「犬連れOK」の施設でも、利用者のマナーが悪いと出入り禁止になってしまうことがあります。利用する場所のマナーやルールは、きちんと事前に確認した上で必ず守りましょう。
まとめ
筆者の犬は、愛護センターから迎えた雑種犬です。親犬がわからないため、どのくらい大きく育つのかが当時予想できませんでした。
しかし、同じ雑種の犬友ができたことで、成犬時の体重が18㎏くらいでは、と予想できました。結果、21㎏と少し大きくなりましたが、情報が得られて安心に繋がりました。
情報交換以外にも、購入した服のサイズが合わなくて譲る相手ができたなど、犬友ができるとメリットがたくさんあります。飼い主にも犬にも、犬友は大切な存在です。
さらに、犬を連れていると、あまり社交的でない人でも声をかけやすくなります。飼い主も犬も、犬友をつくって生活をより楽しくしましょう。