愛犬が飽きたと伝えている仕草や態度
1.あくびばかりする
愛犬があくびばかりするのは、飽きたと伝えている仕草や態度です。
飽きたと伝えたい時、飼い主の目をジッと見つめながらあくびをすることがあります。特徴的なのは、目を開けたままあくびをすることです。あくびが出るのは飽きて眠くなってしまったからではなく、退屈しているからでしょう。
しつけの最中なのではあれば、飽きさせないための工夫が必要なのではないでしょうか。スキンシップの最中なのであれば、飽きてあくびが出てしまう前に終わらせておくべきだったかもしれません。
飼い主とスキンシップをしたがるものの、あっという間に飽きてしまう犬が意外と多いです。長くベタベタと触れ合うよりも、スキンシップは短時間で済ますとよいと思います。
2.他のことに気を取られる
愛犬が他のことに気を取られるのは、飽きたと伝えている仕草や態度です。
犬がひとつのことにグッと集中していられる時間は、わずか5分程度であるとされています。しつけのトレーニングであれば、1回5分以内に集中して行うのがおすすめです。
飽きて他のことに気を取られるようになってしまった時は、休憩を取るようにしましょう。
3.急に手を甘噛みして威嚇する
愛犬が急に手を甘噛みして威嚇するのは、飽きたと伝えている仕草や態度です。
飼い主の目の前にゴロンと仰向けになり、お腹を撫でて~♡と甘えてくることがありますよね。しかししばらく撫でていると飽きてしまい、「もうやめて!」とでも言うかのように急に手を甘噛みして威嚇することがあります。
撫でる時間が長すぎて飽きてしまったのかもしれません。撫で方が気に入らなかったのかもしれません。
犬は脇の下を撫でられることを好む傾向にあります。自分ではグルーミングしにくい部分だからです。そのためか、血流が悪くなりやすい部分でもあるため、撫でられることを好むようです。
お腹を撫でて~♡と甘える愛犬とスキンシップをする時は、脇の下を中心に優しくマッサージをするように撫でてあげるのがおすすめです。
4.無視する
犬が飼い主を無視するのは、飽きたと伝えている仕草や態度です。
おもちゃで遊んでいる最中、急に興味を失ってしまうことってありますよね。おもちゃへの興味を失うだけではなく、飼い主にも飽きてしまうようで愛犬に無視されてしまうということがよく起こります。
「今はもう結構です」というだけで、怒っているわけでもなく、飼い主を嫌に思っているわけでもありませんので、寂しく思わないで大丈夫です。猫ほどではありませんが、犬にもスッと気分が変ってしまうタイプがいるのです。
5.寝たふりをする
犬が寝たふりをするのは、飽きたと伝えている仕草や態度です。
飼い主の構い過ぎが原因かもしれません。もう構ってほしくないため、寝たふりをするのです。寝ている愛犬を無理やり起こしてまでスキンシップをしようとする飼い主はいないですよね。
犬もそのことをよく分かっているため、構ってほしくなくて、放っておいてほしくて寝たふりをするのです。こんな時は、ひたすらに放っておいてあげましょう。犬がまた構ってほしくて甘えてきた時、程よくスキンシップをすれば十分です。
まとめ
愛犬が飽きたと伝えている仕草や態度を5つ解説しました。
- あくびばかりする
- 他のことに気を取られる
- 急に手を甘噛みして威嚇する
- 無視する
- 寝たふりをする
ひとつのことを一生懸命に頑張る一面を見せる一方で、飽きてしまいやすい部分もあるのが犬の面白いところです。
新しいおもちゃを大喜びで受け取った後、5分もしないうちに飽きてポイされていることもよくありますよね。