「散歩」は愛犬と絆を深める絶好のチャンス!
犬と暮らす飼い主さんの毎日の日課といえば、散歩は欠かせませんよね。愛犬の運動不足解消、ストレス解消、そして新しい刺激を受けたり好奇心を満たしたりするためにも、散歩は重要な日課の1つです。
そんな散歩時間は愛犬と飼い主の絆を深め、信頼度を上げるチャンスでもあります。自分のテリトリー外となる屋外でこそ、散歩を通して一緒に散歩を楽しんだり、散歩の途中で簡単なトレーニング遊びを取り入れたりするべきです。
また、家にいる時よりも多くの刺激を受ける屋外では、頼りになる飼い主さんが愛犬にとって頼みの存在となります。不安そうな様子を見せたり興奮した様子を見せたりした時は、飼い主として落ち着いた対応を心がけましょう。
愛犬の飼い主への信頼度を確かめる3つのチェック項目
「愛犬からどのくらい信頼されているのかな?」と思っている飼い主さんは、ぜひ散歩中の愛犬の仕草や行動、態度などをチェックしてみましょう。ここでは、愛犬の飼い主への信頼度を確かめる3つのチェック項目を紹介します。
1.名前を呼ぶとすぐにアイコンタクトを取る
犬にとって親しい相手とのアイコンタクトには重要な意味が含まれています。愛情表現や相手への信頼を込めて視線を送っているのです。
もしも散歩中、名前を呼ぶとすぐにアイコンタクトを取ってくれるならば、愛犬が「飼い主さんから何か指示があるのかも!」と信頼を寄せている証です。
また、名前を呼んだり声をかけていなくても、チラチラと飼い主さんへアイコンタクトを向けている場合、信頼している飼い主さんからの指示を待っていたり、一緒に楽しんでいるか確かめたりしているサインといわれています。
2.散歩中の指示に従う
散歩中は家にいる時よりも気持ちが高揚しやすく、また興奮しやすい状況なので冷静に指示を聞けない犬も少なくありません。中には他の犬に吠えかかってしまう犬もいるでしょう。
散歩中であっても普段通り「お座り」「ストップ」などの指示に従う場合は、「どんな時でも飼い主の指示に従えば間違いない」と飼い主に強い信頼を置いている証拠です。
普段からコミュニケーションを通じて信頼関係が築けている証といえます。散歩中は簡単なコマンド指示などを取り入れ、信頼度をチェックしてみたり、散歩にメリハリをつけてあげることをおすすめします。
3.飼い主の隣を歩く
当たり前のように感じる飼い主さんも多いかもしれませんが、飼い主の隣をきちんと歩いている様子も、飼い主に強い信頼を置いているサインといわれています。
散歩中は楽しさや好奇心から、グイグイとリードを引っ張って前へ前へと進んでしまう犬が大勢います。しかし、そんな散歩中であっても落ち着いて飼い主の隣を歩き、散歩を楽しんでいる場合は、「飼い主さんの隣が最も安全で楽しい」ということを理解している証拠です。
散歩において愛犬の安全を守るためにも重要なポイントとなるので、日頃から隣を歩いてもらえるようトレーニングしましょう。
愛犬にもっと頼られる飼い主になる方法は?
愛犬にもっと頼ってもらうためには、どのようなことを意識してコミュニケーションをとるべきなのでしょうか。まずは以下のコツを積極的に取り入れてコミュニケーションを図ってみてください。
- アイコンタクトを積極的に取る
- 犬のボディランゲージを理解する
- ルールは徹底して一貫する
- スキンシップや遊びなどでコミュニケーションを多くとる
- 遊びの一環としてトレーニングを取り入れる(たくさん褒める)
日常的にアイコンタクトを取ることで、「飼い主さんは自分を見てくれている」と愛情を信頼を深めるきっかけになります。また、ルールを一貫したりスキンシップなど、コミュニケーションを取ることも重要です。
他にも犬のボディランゲージを理解することで、本当に愛犬が求めていることを察してあげられるようになります。「飼い主さんは僕のことを理解してくれている」と実感できれば、信頼度は大きく上がるでしょう。
そして、犬たちは飼い主さんに褒められることも大好きです。遊びの一環として楽しくトレーニングを取り入れ、褒める機会を増やすという方法も信頼度を高める方法として効果的です。
まとめ
いかがでしたか。散歩中にいくつかの信頼サインを出している犬は大勢います。今回紹介したチェック項目を参考に、愛犬が自分を信頼してくれているかどうかを散歩中にチェックしてみましょう。また、頼られる飼い主になるためのコミュニケーション方法もぜひ取り入れてみてください。