犬種別～飼育に必要な各費用を徹底比較してみた！
トリミング代が最もかかる犬種は…
犬の飼育に必要なトリミング代が最もかかる犬種は、トイプードルであるようです。1年間にかかるトリミング代の目安は7万円ほど。
トイプードルは、被毛をカットしなければ延々と伸び続けてしまうため、基本的には月1回のトリミングに通う犬がほとんどです。
また、不動の人気犬種でもあるため、可愛さと美しさを保ってあげたい！と、高いトリミング費用をかけることも苦ではない、という飼い主が多いようです。
トイプードルは、換毛のないシングルコートであり、抜け毛が非常に少ない犬種です。一方で、定期的な被毛のカット（トリミング）が欠かせないことと、毛玉ができやすいことがデメリットとしてよく挙げられます。
可愛さや美しさだけではなく、安全と健康を守るためにもトリミングが欠かせない犬種なのです。
ドッグランの利用料が最もかかる犬種は…
犬の飼育に必要なドッグランの利用料が最もかかる犬種は、ゴールデンレトリバーであるようです。
運動量が必要なこと、遊び好きであること、社交的でフレンドリーであることなどが主な理由として挙げられるのではないでしょうか。
全ての犬種のドッグランの利用料の平均が5,000円ほどであるのに対し、ゴールデンレトリバーのドッグランの利用料の目安は15,000円ほどであるとされています。
ドッグランの1回の利用料の相場は300円～1,800円ほどですが、月額パスポートや年間パスポートを購入することで安く利用することも可能です。
ドッグランによっては、ドッグランそのものの利用料以外に駐車場料金が別途必要になる場合もあります。
医療費が最もかかる犬種は…
犬の飼育に必要な医療費が最もかかる犬種は、ラブラドールレトリバーであるようです。
ラブラドールレトリバーにかかる医療費の中で最もかかるのが皮膚疾患の治療費とのことです。とくに耳の中の疾患が多い犬種なんです。
垂れ耳で耳の入り口が塞がれているため、湿気がこもりやすく、蒸れてしまうことで外耳炎を起こしやすいです。もともと皮膚がデリケートであることも理由のひとつでしょう。
そして、これは飼い方によって大きな差が出てしまうことなのですが、超小型犬ではチワワやポメラニアンなど、骨折や脱臼による治療費が最もかかるとされています。
高い場所への上り下りをさせないこと、階段の上り下りをさせないこと、フローリングなど滑りやすい床に対策をすることによって防ぐことができる怪我です。
我が家にはポメラニアンがいますが、対策を徹底しているため、これまでに骨折や脱臼など、ケガにかかった医療費は11年間で0円です。
食費が最もかかる犬種は…
犬の飼育に必要な食費が最もかかる犬種は、ゴールデンレトリバーであるようです。
体の大きさからも食費が高くなってしまうことは予想できる犬種ですよね。食費にはおやつも含まれているようで、適量を与えていてもあっという間になくなってしまうのかもしれません。
食費がかかる犬種には超小型犬や小型犬も含まれているのですが、持病によって療養食に切り替えたことで食費が高くなった、ということがよくあるようです。
超小型犬には心不全などの心臓病をかかえる犬が多いですよね。体が小さいため、適正体重を超えてしまうと心臓に負担がかかりやすくなることも理由のひとつです。
まとめ
犬種別に飼育に必要な各費用を徹底比較してみた結果は次の通りでした。
- トリミング代が最もかかる犬種はトイプードル
- ドッグランの利用料が最もかかる犬種はゴールデンレトリバー
- 医療費が最もかかる犬種はラブラドールレトリバー
- 食費が最もかかる犬種はゴールデンレトリバー
小型犬よりも大型犬の方が飼育費用が高いイメージがあるのではないでしょうか。
実際に多頭飼いをしてみると、そうでもないな…と感じることがあります。我が家では、中型犬よりも超小型犬の方が1年間にかかる飼育費用が高いです。心臓に持病があるからかもしれません。
