留守番中の愛犬に考えられる5つの心理
留守番中の愛犬たちが何を考えているのか気になりませんか。愛犬をひとりでお留守番させることに心苦しさを感じている飼い主さんも少なくないでしょう。今回は、留守番中の愛犬たちが考えている心理を紹介します。
1.寂しい、早く帰ってこないかな
飼い主さんがいなくなると、途端に寂しくなるわんこたちは大勢います。「寂しいな」「早く帰ってこないかな」という心理状態になる犬が大半でしょう。
まだお留守番に慣れていない犬の場合は、寂しさから遠吠えしたり外に向かって吠えたりする子もいます。また、待ちきれなくて玄関で飼い主の帰りを待つ犬も多いです。
2.心細い、不安
犬にとって飼い主は親のような存在でもあり、群れのリーダー的存在でもあります。つまり、どんな時でも頼りになる存在として認識しているのです。
そんな飼い主さんがいなくなり、部屋にはひとりぼっちになった犬たちは、心細さを感じていることが多くあります。「飼い主さんのいない間に何かあったらどうしよう」と不安を感じているのです。
3.退屈だなぁ
すでに留守番に慣れているわんこの場合は、部屋にひとりぼっちという状況に退屈さを感じていることもあるでしょう。「暇だなぁ」「やることがなくて退屈」と外をボーッと眺めてみたり、眠気に襲われたりしている犬も多いです。
退屈な時間を少しでも無くすために知育玩具を用意してあげたり、普段からテレビをつけている時間が長いご家庭では、テレビをつけっぱなしにしてあげるという方法もおすすめです。
4.眠いなぁ
留守番していくうちに留守番中にはやることがないと感じ、お昼寝をする時間として習慣化している犬も多くいます。飼い主さんが出て行った後、すぐに自分のベッドへと戻り、眠る体勢に入る子もいるでしょう。
また、やることがない状況から徐々に眠気に襲われる犬も多くいます。安心して眠るために、飼い主さんの匂いが染みついた衣類やブランケットを、枕がわりや布団がわりに使う犬も多いです。
5.お腹空いた、散歩に行きたい
時間が経過すると、「そろそろお腹空いたな」「散歩に行きたいな」と考える犬も多いようです。中には、飼い主が帰宅すると、リードを持って駆け寄ってくる…というわんこもいるから驚きですね!
特に飼い主が帰宅した後、すぐ散歩に連れていくことが多いというご家庭では、そのルーティンが習慣化しているため、「そろそろ散歩の時間かな?」と心の準備が始まっている犬が多いです。
帰宅後にお留守番してくれた愛犬にすべきケアは?
飼い主のいない家でお留守番を頑張ってくれた愛犬たちには、帰宅後どのようなケアをすべきなのでしょうか。
- 帰宅後直後は大袈裟にかまわない
- 落ち着いてからスキンシップを取る
- 「ありがとう」「えらいね」など褒め言葉をかける
帰宅後は留守中の寂しさを紛らわせるために、落ち着いた態度でスキンシップや声かけなどのコミュニケーションを図ってあげましょう。
ただし帰宅直後にかまってしまうと、興奮冷めやらぬ間に「かまってもらえた!」という新たな興奮が上乗せされてしまうため、情緒の乱れから心身共に負担がかかります。愛犬が落ち着いたのを確認してからコミュニケーションをとりましょう。
まとめ
いかがでしたか。多くの犬は留守番している時、飼い主さんに早く帰ってきてほしい、かまってほしいと考えています。長すぎるお留守番はなるべく避け、できるだけ早く帰宅してあげましょう。