愛犬に長生きしてもらうために避けるべきNG行為は?
愛犬にできる限り長生きしてほしいと願っている飼い主さんは多いでしょう。愛犬に長生きしてもらうためには、以下のようなNG行為によって心身に負担をかけることは控えてください。
- 欲しがるだけ食べ物を与えてしまう
- 運動不足や体に負担がかかる激しい運動
- 犬にとってストレスを感じやすい生活環境
- 毎日単調な生活を繰り返す
- 犬と飼い主のコミュニケーションが少ない
肥満や過剰な運動は、体に大きな負荷がかかります。そのため、体力の消耗や臓器にかかる負担が大きくなり、寿命を縮めてしまう恐れがあるのです。
また、ストレスも犬の寿命を縮める原因になります。飼い主との触れ合いが少なかったり、生活している環境が適切でないと犬は心身ともに疲弊してしまい、病気を発症しやすくなったり、食欲不振・元気消失につながります。
犬の長生きに絶対必要な『4つのこと』
では、犬の長生きにはどのようなことが必要条件に当たるのでしょうか。ここでは犬の長生きに絶対必要な4つのことを紹介します。以下の項目は愛犬と過ごす上で必ず取り入れましょう。
1.定期的な健康診断
犬に長生きしてもらうために絶対に必要な習慣として、定期的な健康診断が挙げられます。年に1回、高齢期に差し掛かった犬は半年に1回、必ず定期検診を受けるようにしてください。
定期的に健康診断を受けることで気付かなかった病気や異変をいち早く発見し、早期治療につなげることができます。早い段階で治療を開始することで病気を完治できる可能性も高まるので、必ず定期検診は受けましょう。
2.健康的な生活習慣
適切な食事や運動、そして犬にとって快適な生活環境を与えてあげることは、長生きに直結する重要な部分です。
例えば、飼い主の食事を分け与えすぎたり、おやつを与えすぎたりしていると肥満になってしまいます。肥満はあらゆる病気を併発する恐れがあるため、寿命を縮める大きな要因です。
また、犬にあった室温、安心して過ごせる環境、清潔なトイレや寝床など、生活環境を快適に維持してあげることも忘れずに。
3.ストレスの少ない生活
快適な生活環境も含まれますが、犬にとってストレスの少ない生活を提供することも重要です。犬のストレス原因には以下のような行為が当てはまります。
- 運動不足
- スキンシップ不足(愛情不足)
- 生活環境の大きな変化
- 生活環境が適切ではない
こうしたストレスをなるべく与えないよう、愛犬と積極的にコミュニケーションをとったり、犬にとってくつろげる生活環境を探求したりしましょう。年齢によっても適切な生活環境が変わるので、シニア期に入ったタイミングで見直すことをおすすめします。
4.犬としての欲求が満たされる刺激
犬と人が共存する上である程度、犬には制限を強いる場面があります。だからこそ、犬としての欲求が満たされるような刺激を日常に取り入れてあげることは、犬のストレス軽減や幸福度につながり、長寿にもつながるのです。
例えば、散歩中に満足できるまで匂いを嗅がせてあげたり、他の犬と交流させてあげたり、嗅覚を使った遊びや犬の本能的な行動を取り入れた遊び(レトリーブ遊びや縄のひっぱりっこなど)を取り入れてあげると良いでしょう。
犬が長生きするために飼い主にできるケアとは
では、愛犬に長生きしてもらうために飼い主はどのようなケアができるのでしょうか。
- 1年に1〜2回の定期検診
- 栄養バランスの良い食事を適切に与える
- 犬が欲求を満たせるような散歩を心がける
- 散歩にくわえて適度な運動になる遊びを取り入れる
- 歯磨きを毎日行う
- シャンプーは月に1〜2回を目安に行う
- 毎日スキンシップや遊びを通して愛情を注ぐ
以上のケア方法は基本的なものばかりです。これらに加えて、愛犬が「楽しい」「嬉しい」と思えるような遊びやコミュニケーションを日常に無理なく取り入れてあげましょう。
ストレスのない生活や幸福感、達成感、充実感は、犬も人間も長生きの秘訣になります。
まとめ
いかがでしたか。犬の長生きには快適な生活環境や適切な生活習慣、さらにストレスのない幸せを感じられるコミュニケーションなどが重要です。ぜひこれらを意識した遊びやコミュニケーション方法、生活環境の工夫を取り入れ、愛犬にできるだけ長く健康でいてもらいましょう。