️こんな行動は大迷惑!動物病院でのNG行為
1.他のわんこ・猫にむやみに近づく
動物病院の待合室は、たくさんの可愛いわんこや猫がいて動物好きにとってはパラダイス!思わず触りたくなってしまう気持ちはわかりますが、他のわんこ・猫にむやみやたらと近づいたり、触ったり、ましてやおやつをあげるなんてことは絶対にNGです。
全てのわんこ・猫が家族以外の人間に対して受容性が高いわけではありませんし、動物病院に来院しているということは、体に何らかの不調を抱えている可能性も非常に高いわけです。
普段は温厚で人慣れしている子でも体調が悪くて気が立っているという場合もあり、むやみに近づくと思わぬ事故を引き起こしかねません。飼い主さん自身もですが、愛犬を近づけないことももちろん大切ですよ。
2.待合室でノーリードにする
待合室でのノーリードは言語道断です。待合室で愛犬のリードをわざわざ外して歩き回らせるということはさすがに考えにくいですが、「うちの子はおとなしいから」とキャリーから出してノーリードのまま膝に抱っこしているなんてこともNGです。
すでにご紹介したように他の子に近づいてトラブルになる可能性もありますし、何かの弾みでテンションが上がり、待合室のドアが開いた瞬間に外に逃げ出してしまうというリスクもゼロではありません。待合室では必ずリードを付けて、かつ、リードは短くして持ちましょう。
3.人間の椅子にわんこを乗せる
病院にもよりますが、待合室の椅子にわんこを乗せることはNGとしている病院が多いのではないでしょうか。愛犬自らいつものくせで椅子に飛び乗ってしまうことがあるかもしれませんが、その場合にはすぐに下ろしましょう。
人間の椅子に愛犬を乗せると椅子が汚れる可能性があるだけでなく、わんこが椅子から落ちて怪我をするリスクもあります。
4.大声で世間話をする
待合室で偶然隣り合った人とペット談義で盛り上がったなんて経験、誰でも一度はあるのではないでしょうか。お互いにペット連れであることに加え、動物好きであることが明らかなので、会話のきっかけも生まれやすいですよね。
世間話自体は否定しませんし、会話の中から有益な情報が得られたり、診察前の不安な心が安らいだりするのであればそれは必要なコミュニケーションとも言えるでしょう。
ですが会話が盛り上がるあまりに大声で笑ったり、診察が終了しているのに長話をして帰らないなんてことはないようにしましょう。診察の妨げになったり、他の患者さんの迷惑になることはあってはいけません。
️スムーズでスマートな診察のために
1.予約可能な場合はできるだけ予約を
人間の病院に違わず、動物病院も往々にして待ち時間が長くなりがち。評判が良くて人気のある病院であれば尚更です。ですが病院内で長時間待つという行為はわんこにとっては非常にストレスフル。
病院をすでに「怖い場所」と認識していて、苦手意識を持っている子なら尚更です。待ち時間を短くするためにも、事前予約を受け付けている病院の場合は可能な限り予約してから来院しましょう。もちろん緊急の場合はこの限りではないですよ。
2.待合室以外で待つという選択肢
近年のコロナ禍で密集を避けるという観点から、待合室以外で診察時間を待つことができる呼び出しシステムを導入する病院も増えてきました。
特に愛犬が「他の子が苦手」「病院が嫌い」という場合には、思わぬ事故やストレスの防止のために待合室以外で待つという選択ができると良いですね。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?動物病院というと基本的にペットを飼っている人しか来ない場所で、動物が苦手な人に配慮する必要もないため気持ちがゆるみがちになってしまうかもしれません。
ですがペット連れの人しかいないからこそ守るべきマナーや、ペットの有無関係なく守るべき基本的な礼節もあるということを忘れてはいけません。中には、ほかの人やほかの動物が苦手なペットもいます。
万が一、飼い主さんのマナー違反が元で動物病院に出入り禁止になってしまったり、そこまで宣告されなかったとしても行きづらい雰囲気になってしまったりしたら、その被害をこうむるのはあなたの大切な愛犬です。そこを弁えて行動するようにしましょう。