犬にとって散歩とは?
犬には毎日の散歩が必要です。散歩は運動不足を解消するだけでなく、ストレスを発散したり、脳に刺激を与えたり、社会性を養ったり、飼い主さんとのコミュニケーションの時間になったりと、重要な役割を果たします。
また散歩で適度に太陽光を浴びることで、若返りホルモン(成長ホルモン)や幸せホルモン(セロトニン)の分泌の促進が期待できます。
このように散歩は犬にとってとても大切な時間であり、散歩の時間を毎日楽しみにしている犬は多いです。そして飼い主さんは、愛犬が喜んで散歩している姿を見るとうれしくなったり、幸せを感じたりするのではないでしょうか。
そこで今回は、愛犬が大喜びする『散歩方法』をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
愛犬が大喜びする『散歩方法』は?
1.コースや時間を変える
飼い主さんが忙しい生活を送っていると、散歩のコースや時間が固定化してしまいがちです。しかしいつも同じコース、同じ時間の散歩では刺激が少なく、愛犬はあまりワクワクできないでしょう。
愛犬が変化にストレスを感じないタイプなら、たまには散歩のコースや時間を変えるのがおすすめです。いつもとは違う風景や雰囲気が刺激となってワクワク度がアップし、きっと大喜びしてくれるでしょう。
散歩のコースは大きく変える必要はありません。いつものコースを逆回りで歩いたり、いつもは曲がる道を真っすぐ行ったり、いつもは通らない細い道や田んぼ道を行ったりするだけで十分です。
散歩の時間を変える際は、夏の気温が高い時間帯を避けてください。夏の高温下での散歩は、熱中症になるリスクが高く危険です。
2.遊びの時間を作る
愛犬が遊び好きなら、散歩の途中で遊びの時間を作ってあげると大喜びしてくれる可能性大です。時間に余裕がある日は散歩に愛犬のおもちゃを持参し、犬が入ってもよい公園や広場に立ち寄って遊びを楽しみましょう。
周囲に迷惑がかからない状況であればロングリードに付け替えて、モッテコイ遊びや追いかけっこをするのがおすすめです。広いスペースを確保できないときは、引っ張りっこ遊びを楽しむといいでしょう。
3.早歩きしたり走ったりする
散歩中、ずっとダラダラと歩いていませんか?もしそうなら、愛犬はちょっと退屈に感じているかもしれません。愛犬が若くて健康ならば、散歩の途中で早歩きや小走りを入れてみましょう。きっと大喜びで飼い主さんのペースに合わせてついてきますよ。
牧羊犬や猟犬など運動欲求が高い犬種は、安全な場所でダッシュするのもありです。ただし、飼い主さんがバテないように注意してくださいね。
4.ゆっくりにおい嗅ぎをさせる
においを嗅いで情報収集することは、犬の本能的欲求です。散歩中にゆっくりとにおい嗅ぎをさせてあげれば、欲求が満たされて大喜びするでしょう。またストレス発散にもなりますので、散歩の途中でゆっくりとにおい嗅ぎを楽しむ時間を取ってあげてください。
注意点として、農薬や除草剤が散布されている可能性がある場所、不衛生な場所、交通量が多い場所でのにおい嗅ぎは避けましょう。
5.話しかける
いつも黙々と散歩をしているのなら、ぜひ愛犬に話しかけてください。「いいお天気だね」「お散歩楽しいね」など、そのときに感じたことを声に出して伝えましょう。もし話しかけることに抵抗があるのなら、愛犬の名前を呼んでアイコンタクトを取ってもOKです。
このように散歩中にコミュニケーションを取ってあげると犬はうれしくて大喜びしますし、散歩の満足度も上がります。
まとめ
今回は、愛犬が大喜びする『散歩方法』を5つご紹介しました。どれも簡単な方法なので、ぜひいつもの散歩に取り入れて、愛犬を大喜びさせてあげてくださいね。そうすることできっと、愛犬との信頼関係や絆も深まるでしょう。
もし愛犬が高齢で自力での散歩が難しい場合は、カートや抱っこで散歩に連れて行くことをおすすめします。
カートや抱っこの散歩であっても、脳に刺激を与えたり、気分転換をさせたりすることができます。さらに散歩のコースや時間をたまに変えたり、散歩中に話しかけたりしてあげれば、大喜びさせてあげることもできるでしょう。