帰宅すると玄関で待っている愛犬が切な愛おしい!
外出先から帰宅して玄関のドアを開けると、目の前に大好きな愛犬の姿が…という経験を持つ人は多いと思います。中には、毎回玄関で出迎えてくれるというご家庭も少なくないでしょう。玄関で自分の帰りを待っていてくれると思うと、どこか切なくも愛おしく感じますよね。
彼らは時計を読むことはできませんが、優れた嗅覚や聴覚さらに外の暗さや聞き慣れた習慣音などで、大まかな時間帯を覚えているといわれています。
体内時計ともいえるこのスキルを使い飼い主の帰りを待っている愛犬たちは、どのような気持ちで玄関にいるのでしょうか。
犬が飼い主の帰宅時に『玄関で待っている時』の心理5つ
犬が玄関で飼い主の帰宅を待っている時の気持ちは、その犬によって少し異なります。さまざまな気持ちが混ざっていることもあるので、紹介する犬が玄関で待っている時の心理を参考に、愛犬の気持ちを察してあげましょう。
1.寂しいから早く帰ってきてほしい
飼い主の帰宅を玄関で待っている犬の多くは、「寂しい」「ひとりだと心細い」という心理が働いています。「寂しいから早く帰ってきてほしい」「ひとりだと心細くて不安だよ」と思っているのでしょう。
そのため、少しでも早く飼い主さんに会いたいという思いも強く、家の中でも最も早く姿を見ることができる玄関で待っているのです。
2.帰ってきたらすぐ散歩に行きたい!
いつも帰宅したらそのまま愛犬を散歩へ連れていっているという飼い主さんの場合、そのルーティンを愛犬が学習している可能性が高いです。
こうした習慣に沿って「早く散歩に行きたい!」という思いが募り、飼い主さんの帰りを玄関で待ち、飼い主さんが帰ってきたらすぐに外へと出かけられるよう準備しているのでしょう。
3.早く遊んでほしい
「飼い主さんに早くかまってほしい」「遊んでほしい」という気持ちが高まっている場合、早く飼い主さんに会いたいがために玄関で待っている犬も多くいます。
「早く遊んでほしい」と思っている犬は、先ほど紹介した「寂しい」という心理も同時に働いていることが多く、甘えたいという欲求が高まっていると考えられます。
4.帰宅する頃だと少し前から察している
以前から飼い主の帰りを玄関で待つことが常態化している場合、単純にその行動が習慣となって体に染み付いている犬も多いでしょう。
犬は外の明るさや聞こえてくる騒音、飼い主が歩いて向かってくる音などを感知し、「そろそろ飼い主さんが帰ってくるな」と少し前から待っていることが多いです。
飼い主の帰宅を感知し玄関で出迎えることで、飼い主の喜ぶ顔が見たいという理由も含まれているかもしれません。
5.お留守番できたことを褒めてほしい
飼い主から褒められることを望む犬は多くいます。中にはお留守番していたことを褒められたいという気持ちから、玄関で飼い主を待つ犬もいるほどです。
飼い主さんの中には「お留守番してくれてありがとう」「偉かったね」と帰宅早々褒める人も少なくないでしょう。こうした行動に喜びを感じており、その後も玄関で出迎えると良いことが起こる(褒められる)と学習している犬もいます。
まとめ
いかがでしたか。犬が飼い主の帰宅時に玄関で待っている時の心理はさまざまです。しかし、どの犬にも共通している点は「飼い主さんに早く会いたい」という気持ちでしょう。こうした愛犬の気持ちを汲み取り、なるべく早く帰宅してあげてくださいね!