犬を飼う前に必ず勉強すべき『4つのこと』 飼い主が学んでおくべき基礎知識や育て方とは?

犬を飼う前に必ず勉強すべき『4つのこと』 飼い主が学んでおくべき基礎知識や育て方とは?

『犬を飼う前に必ず勉強すべきこと』についてまとめました。犬を不幸にしないために、飼ってから後悔しないために、必ず学ばなければならないことがあります。

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犬を飼う前に必ず勉強すべきこと

キャリーバッグにチワワの子犬

1.犬が優先の生活になるということ

犬を飼う前に必ず勉強すべきことは、これまで自分を優先させてきた生活から、犬が優先の生活になるということです。

朝は体が重くて動きたくない。そんな日も犬と朝のお散歩に行かなければなりません。友達と夜遅くまで遊んでいたい。そんな日も一度は家に帰り、犬にごはんを与えたりトイレを掃除したりしなければなりません。

家族旅行が楽しみだった家庭では、犬がいることで遠出することができなくなったり、限られた場所でなければ旅行することができなくなったりすることがあります。

休日は動物病院へ行ったり、トリミングへ行ったりしなければなりません。犬のケージを大掃除したり、犬に必要な日用品の買い出しに行ったり、自宅でシャンプーをしてあげなければならないこともあります。

犬を飼うことで、あなたや家族の生活が大きく変わる、ということを覚悟してほしいです。

2.犬を飼うことができる環境であるかどうか

犬を飼う前に必ず勉強すべきことは、犬を飼うことができる環境であるかどうかです。

結婚し、犬を実家に預ける人もいます。赤ちゃんが生まれ、犬を保護施設や里親へと手放す人もいます。夫の転勤で社宅で暮らさなければならなくなり、犬を山へ捨てに行く人もいます。

これは、私が今までに見てきた実例のほんの一部分です。

ペット可のアパートやマンションに暮らしている場合でも、様々なルールが設けられています。ペット可だと言うから中型犬を飼ったけど、チワワやポメラニアンのような小型犬でなければダメだった、なんてことがよくあります。

今考えることができる範囲で構いません。将来的に犬を飼うことができない環境に暮らす可能性がほんの少しでもあるのであれば、犬を飼うべきではありません。

犬と暮らすためには、どのような環境であるべきなのか、学んでから犬を飼うようにしましょう。

3.犬の飼育にかかる費用のこと

貯金箱と犬

犬を飼う前に必ず勉強すべきことは、犬の飼育にかかる費用についてです。

犬を飼ったらすぐ、お住まいの市区町村で畜犬登録を行います。登録は、その犬の一生涯に一度だけです。費用は地域によって異なりますが、3000円程度です。

狂犬病の予防注射は年に1回、飼い主の義務として定められています。費用は地域によって異なりますが、3000円程度です。

犬を死に至らせる危険性の高い感染症を予防するため、任意によって混合ワクチンの接種を年1回行います。ワクチンの種類によって費用は異なり、10000円前後と考えておくとよいと思います。

  • フィラリア症の予防薬
  • ノミマダニの寄生の予防薬

この2つの任意ですが、犬の命に関わる虫の寄生を予防するために必要な医療です。犬の体の大きさによって費用が異なります。

この犬を飼いたい!という希望があるのであれば、その犬にかかる1年間の予防医療費を学ぶ必要があります。予防医療だけでも年に数万円が必要であると考えておくとよいです。

4.犬種の特徴・性格・飼い方など

犬を飼う前に必ず勉強すべきことは、飼いたい犬種の特徴・性格・飼い方などです。

猟犬として活躍してきた犬種には、「吠える・鳴き声が大きい」という特徴があります。「動くものを追いかけたい・小動物を捕えたい」という特徴を持つこともあります。

柴犬は『犬界の猫』と呼ばれるほどのツンデレで、気まぐれですし、飼い主にも常に塩対応な性格であることがあります。

体が大きく、力の強い大型犬である場合、大人の男性にも犬をコントロールすることが難しい場合があります。しつけが不十分であるとトラブルの原因になりやすいため、訓練士などのプロのサポートを得なければならないことがあります。

飼いたい犬種のことを事前に学び、生涯お世話をすることができるかどうか、よく考えるようにしましょう。

その犬種が持つ特有の病気もあります。その犬種に発症しやすい病気もあります。事前に学ぶことで覚悟しなければならないことも分かりますし、予防対策も万全にできるでしょう。

まとめ

勉強中のポメラニアン

犬を飼う前に必ず勉強すべきことを4つ解説しました。

  • 犬が優先の生活になるということ
  • 犬を飼うことができる環境であるかどうか
  • 犬の飼育にかかる費用のこと
  • 犬種の特徴性格飼い方など

犬のことを勉強してから飼うことと、全く勉強せずに飼うことでは大きく違います。知らなかったでは済まされないこともあります。

「こうだとは知らなかったから…」という理由のみで犬を手放す人を多く見てきました。あなたにはそうなってほしくありません。必ず犬のことをよく学んでから飼うようにしましょう。

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