犬が「味方」と感じている人に見せる仕草や行動
犬が「味方」と感じている人には見せている仕草や行動があります。家族の中でも違いがあるようなので確認してみましょう。
1.お見送り・お出迎えをする
犬がお見送り・お出迎えをするのは、味方と感じている人に見せる仕草や行動です。
仕事に出かける時だけではなく、近所のスーパーやコンビニに買い物に行く時にだって、玄関でお見送りをしてくれます。たった15分の買い物から戻った時も、玄関に座ってお出迎えをしてくれます。
家族の中でも、お見送り・お出迎えをする人としない人がいる場合があります。しない人のことを味方だと思っていないというわけではないのですが、する人のことを特別な味方だと考えているのでしょう。
2.喧嘩をする人の盾になる
犬が喧嘩をする人の盾になるのは、味方と感じている人に見せる仕草や行動です。
兄弟げんかをしている時、叩かれている方の味方をしたり、泣いている方の味方をしたり、弱い者の盾になって守ろうとしてくれることがあります。
犬は人が喧嘩をしている時、間に割って入って仲裁するような仕草や行動をすることがあるのですが、家族間の喧嘩である場合、どちらの味方をするというわけでもないようです。
ただ、弱い者の盾になってあげることで、これ以上この喧嘩が激しくなってしまわないように…と考えているのではないでしょうか。
3.仕草や行動を真似る
犬が仕草や行動を真似るのは、味方と感じている人に見せる仕草や行動です。
「あなたに共感しています」という意思表示をしたいのではないでしょうか。よく「あくびがうつる」と言いますが、人があくびをするのを見た犬が、続けてあくびをすることがあります。
眠いからあくびが出たのではなく、自然と人の仕草や行動を真似てみたのだと思います。味方である人のことを普段からよく観察しているからでしょう。
足を骨折し、ギプスで固定された足を上げながら歩いている人を見た犬が、自分も足を上げて歩いて見せる、という動画が話題になることがあります。
賢く器用な犬なのでしょうし、かなり稀なケースだとは思いますが、味方だと感じている人の仕草や行動を真似てみたのです。
4.隣で爆睡する
犬が隣で爆睡するのは、味方と感じている人に見せる仕草や行動です。
隣でうっかり眠ってしまっても安全な人なのでしょう。眠くなってしまうほど体も心もリラックスできる人なのでしょう。
身の危険を感じることのない味方だと感じている人の隣だからこそ、爆睡してしまうのです。イビキをかいて眠ることもありますし、呼びかけても体をゆすっても起きないことがあります。
味方だと感じていない人の隣で犬が眠ることはありません。目を閉じて眠っているように見えるかもしれませんが、実は意識はハッキリとしています。
敵対視されてしまうNG行為
犬の背後で大きな声を出すなどし、わざと驚かせるのは、犬から敵対視されてしまうNG行為です。
飼い主が愛犬に「わぁッ!」と声をかけて驚かせるような遊びをすることがありますが、味方だと感じている相手だからこそ、信頼があるからこそできる遊びです。
たとえ飼い主であっても愛犬を何度も繰り返しわざと驚かせるようなことをしていると、いつか敵対視されてしまいます。
犬に対して、面白がってからかうようにわざと驚かせるのはやめましょう。
まとめ
犬が味方と感じている人に見せる仕草や行動を4つ解説しました。
- お見送りお出迎えをする
- 喧嘩をする人の盾になる
- 仕草や行動を真似る
- 隣で爆睡する
「同時に犬を呼んだ時、どっちの方にやって来るか」ということを愛犬で試したことがあるのではないでしょうか。
毎回必ず同じ人の方にやって来るのであれば、その人のことを味方だと感じているのかもしれません。
愛犬が誰の味方であってとしても、飼い主は絶対に愛犬の味方であるべきですよね。