犬が辛いと感じている『飼い主のNG行為』とは
飼い主が無意識でしている行為が、実は愛犬を辛い気持ちにさせていることがあります。
もしかしたら、あなたも気付かないうちに愛犬に辛い思いをさせているかもしれません。今回は、「飼い主の意外なNG行為」を紹介します。
1.寝ている犬に触る
愛犬の可愛い寝顔を見ると、つい触ってしまうという飼い主さんは多いと思います。しかし、寝ている犬に触るのはNGな行為です。
寝ている時に飼い主に急に触られると、犬は起きてしまい充分な睡眠や休息が取れません。人間だって寝ているところを邪魔されるのは嫌ですよね。それは犬も同じです。愛犬が休んでいる時はそっとしておいてあげましょう。
2.犬の写真撮影を長時間行う
写真撮影のために愛犬を長時間付き合わせるのはNG行為です。
最近は愛犬の写真をアップするSNSアカウントを持つ人が増えていますが、映える写真を撮ろうと愛犬に長時間ポーズを取らせたり、被り物などの装飾品をつけるのはなるべく控えるようにしましょう。
時間がかかると犬は疲れてしまいますし、「動いちゃダメ!」と言われてストレスに感じているはずです。
愛犬の写真は、できるだけ短時間で撮って犬に負担がかからないようにしましょう。被り物や洋服も無理強いはせず、写真を撮ったらすぐに外してあげてください。
3.他の犬と無理に交流させる
愛犬が嫌がっているのに、無理やり他の犬と交流させるのはやめましょう。
犬は性格にかなり個体差があり、他の犬と遊ぶのが好きな犬もいればひとりでいることを好む犬もいます。飼い主が無理に他の犬と遊ばせようとするとストレスになることもあります。
きちんと社会化訓練をしていて、他の犬を見ても吠えたりせず、落ち着いていられるなら一緒に遊ぼうとしなくても問題はありません。
4.家族同士で喧嘩をする
犬がいる前で家族が喧嘩をするのはNGです。
犬はコミュニケーション能力が高く、家族が喧嘩をしていることを理解します。時には喧嘩の仲裁をすることもあるほど、犬にとって家族同士の喧嘩は辛いことです。
くれぐれも、愛犬が見ているところでの家族同士の喧嘩は控えてください。
犬に辛い思いをさせないための改善策
愛犬に辛い思いをさせないために、飼い主は次のことを意識するようにしましょう。
- 犬の習性を理解する
- 飼い主の理想を押し付けない
- 愛犬の気持ちを思いやる
犬の習性を勉強していれば、犬がどんなことを辛いと感じるかや、犬の行動の意味を理解することができます。
また、飼い主の理想を押し付けないことも大切です。「犬を飼ったら犬友達をたくさん作りたい」「可愛い写真をいっぱい撮りたい」と思っていても、犬には色々な性格の子がいるので理想通りにいかないこともあるでしょう。
飼い主が愛犬の性格や個性を理解し、気持ちに寄り添うことが犬が幸せに暮らすための秘訣です。もし自分が犬の立場だったらどう感じるかと考えてみるのも、犬の気持ちに寄り添うには良い方法でしょう。
まとめ
犬が辛いと感じている『飼い主の意外なNG行為』を紹介しました。
みなさんに当てはまる行為はありましたか?「やってしまってる…」と思い当たる意外な行為もあったのではないでしょうか。もしご自身に当てはまる行為があったなら、改善するようにしましょう。
愛犬の気持ちを思いやって飼い主が行動を変えていけば、愛犬は今よりもっと幸せに暮らすことができるはずです。