愛犬が亡くなる前に絶対すべき『5つのこと』 後悔する過ごし方にならないように

愛犬が亡くなる前に絶対すべき『5つのこと』 後悔する過ごし方にならないように

犬は人のおよそ5倍ほどのスピードで歳をとっていきます。どれだけ愛しても、犬との別れを避けることはできません。今回は愛犬が亡くなる前にすべきことを5つご紹介します。そのときが来た際に飼い主さんご自身が静かに、愛犬との別れに向き合えるよう参考にしてくださいね。

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愛犬が亡くなる前に絶対しておくべきこと

老ラブラドール

大切な家族が旅立ってしまうことなど、考えたくはないかもしれません。しかし、その日は必ずやってきます。冷静でいられるうちに準備をしておくことで、後悔してしまう過ごし方にならずに済むのです。

愛犬との大切な時間を1秒でも長く平和に穏やかに過ごすためにも、一度は確認しておくことをおすすめします。

1.どこでどう看取るのかについて話し合う

愛犬をどこで、どう看取るのかを決めておきましょう。

病院で最期を迎える場合、積極的な治療や蘇生を受けられるというメリットがありますが、タイミングによっては飼い主さん家族が亡くなる瞬間に愛犬と一緒にいられないかもしれないというデメリットもあります。

おうちで最期を過ごす場合、住み慣れた環境で犬自身リラックスして過ごせることや、ご家族との時間をもてるというのはメリットですが、延命処置のような治療はできないのがデメリットです。

また病気の場合、「投薬や手術などをどこまでやるのか」「どう看取るのか」というのも、ご家族の間で相談する必要もあります。

ご家族みんなが後悔しないよう、犬の体調に向き合い、どこでどう看取りたいのか、とことん話し合ってください。

2.安置場所を準備しておく

自宅で看取った場合や、動物病院で看取った後一旦大好きなおうちに帰らせてあげる場合は、亡くなった愛犬の身体を安置するための場所を準備しておきましょう。

犬の身体が入るサイズの段ボールや市販の棺を準備します。火葬までに時間がかかる可能性もありますから、保冷剤やドライアイスを使って大切な愛犬の身体が傷まないようにしましょう。体液やにおいを防ぐために、底の部分にはペットシーツを敷いておくのも忘れずに。

安置する場所はエアコンがある部屋で、直射日光の当たるところは避けてください。

3.葬儀・埋葬をどうするのか決める

葬儀やお墓をどうするのかを決めておく必要もあります。各自治体でやっているペット火葬はほとんどが合同火葬で、場合によっては一般ごみと一緒に火葬されることもあります。遺骨を持って帰るというのはできないので注意が必要です。

民間のペット葬儀をお願いする場合、費用は様々ですが、自宅まで来てくれるサービスやペット霊園のように供養までできるサービスもあります。どういった見送り方、供養の仕方をしたいのかを決めて業者を選ぶようにしましょう。

また犬が亡くなったことを申請する死亡届を、亡くなってから30日以内に出す義務があります。その他にも、ペット保険の解約のような必要な手続きについても確認しておくとよいでしょう。

4.精一杯ケアをする

なでられるビーグル

愛犬が亡くなってから後悔しないためにも、精一杯の介護、ケアをすることが大切です。

歩けなくなっても抱っこやカートでお散歩に行くことは、犬にとってもよい刺激になります。寝たきりになったら、床ずれを防ぐためにこまめに体勢を変えたり、身体を拭いたりする、自力で食事や水分が取れなくなったら、スポイトで与えるなど食事の介助をするなど多くのケアが必要になってきます。

それと同時に、闘病やシニア特有の体の衰えなど愛犬の介護が長引いている場合、飼い主さんご自身もかなり疲れているケースがよくあります。どうか「自分が直接全てのことをやらなければならない」と追い込まれないでください。

ご家族で分担する、信頼できるペットシッターを利用するなど、うまく手を抜いて飼い主さんも休息し、愛情や感謝の気持ちをこめて愛犬と一緒に過ごすということが、彼らにとってもうれしい「ケア」となるはずです。

5.愛犬に接するときは明るく

愛犬を看取るということは、とても辛いことです。ですが犬は飼い主さんの気持ちに敏感な動物ですから、飼い主さん家族の悲しみや不安が伝わり、愛犬を心配させてしまうかもしれません。

大切な愛犬ですから、安らかな気持ちで最期を迎えて欲しいですよね。安心感を与えられるよう、亡くなる前の犬に接するときは、笑顔と明るい声で接するようにしましょう。

犬は飼い主さんの声や優しい言葉が大好きです。抱っこやなでるなどスキンシップをしながら、これまでの感謝の気持ちや「好きだよ」という愛情を伝える言葉をかけてあげてください。

まとめ

男性に抱かれる犬

今回は愛犬が亡くなる前にやっておくべきこと5つをご紹介しました。

飼い主としては、一緒に過ごしてきたかけがえのない家族を失うということ自体、考えたくはないかもしれません。

ですが愛犬のため、そして飼い主さんご自身のためにも、後悔することがないように実務の面で心の面での準備をしておきましょう。

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