愛犬の元気を奪ってしまう飼い主のNG行為
愛犬にはいつまでも元気にいて欲しいですよね。その元気を飼い主が奪ってしまうNG行為とはどんな行為なのでしょうか。
1.怒ってばかりいる
怒ってばかりいることは、愛犬の元気を奪ってしまう飼い主の行為です。
トイレの失敗を怒ってばかりいると、元気を奪うだけではなく、トイレで排泄をするという行為そのものができなくなってしまう犬もいます。
イタズラを怒ってばかりいると、エスカレートさせてしまうことがあります。「その行為の何がいけないのか」ということが伝わらないからです。
「怒る」ということは、怒りの感情を愛犬にぶつけるということです。愛犬の安全と無事を祈る気持ちなのであれば、「叱る」「教える」ということを考えて行動するとよいと思います。
2.無視をする
無視をすることは、愛犬の元気を奪ってしまう飼い主の行為です。
しつけの方法のひとつとして無視をするとよい、と聞くことがあるのではないでしょうか。しつけとして愛犬を無視し、ちゃんとしつけになったことがあるでしょうか。
私には一度もありません。吠えたり騒いだりしておやつのおねだりをする愛犬を無視していると、しばらく経った時、確かに静かにはなります。しかし、悲しそうな寂しそうな表情で私をずっと見ているのです。
愛犬に悲しい思いや寂しい思いをさせ、いつも明るく活発な愛犬から元気を奪ってしまったことを申し訳なく思い、反省しました。
しつけを行う時は、無視をすること意外の方法があるのではないか、もう一度よく考えてから行動するとよいと思います。
3.気分次第で今日は散歩なしにする
気分次第で今日は散歩なしにすることは、愛犬の元気を奪ってしまう飼い主の行為です。
暑くて(寒くて)行きたくない。仕事で疲れたから行きたくない。面倒だから行きたくない。飼い主の気分次第で散歩が無しになった時、犬は急激に元気をなくしてしまいます。
不安や退屈を長時間ずっと我慢し続けた留守番から解放された時、散歩に行けることを何よりの楽しみにしている犬もいます。その楽しみをも奪ってしまうことになります。
近所を一周、5分~10分の散歩でもよいです。飼い主の気分次第で愛犬の楽しみと元気を奪わない努力をしてみてはいかがでしょうか。
4.目の前で他の犬を可愛がる
目の前で他の犬を可愛がることは、愛犬の元気を奪ってしまう飼い主の行為です。
とくに散歩中に他の犬を可愛がると、犬のテンションは一気に下がってしまいます。愛犬にとって散歩は、飼い主との大切なコミュニケーションの時間だからです。
家族で暮らしていたり、他に同居する犬や猫がいたりする場合、愛犬にとって散歩は、飼い主を独り占めすることができる時間でもあるのです。野良猫に声をかけるだけでも嫉妬してしまう犬もいるほどです。
愛犬の目の前で他の犬を可愛がった時、怒りだしてしまう犬もいると思いますが、実は深く傷つき、元気が奪われてしまっているかもしれません。それほど敏感で繊細な動物なんです。
まとめ
愛犬の元気を奪ってしまう飼い主の行為を4つ解説しました。
- 怒ってばかりいる
- 無視をする
- 気分次第で今日は散歩なしにする
- 目の前で他の犬を可愛がる
さっきまで元気だった愛犬が、急に元気を奪われたようにおとなしくなってしまうことがありますよね。体調を悪くしたのではないか、何か誤飲してしまったのではないか、病気かもしれない…と、心配で病院へ駆け込んだこともあるかもしれません。
原因が愛犬に見つからない時は、自分自身の行為に原因はなかった、ということも考えてみてください。無意識な行動が愛犬を傷つけ、元気を奪ってしまっていることがあります。
愛犬にはいつも楽しく明るく、元気いっぱいに過ごしてほしいものですよね。