犬の「早くご飯食べたい」のアピールは個性豊か
愛犬にご飯の催促をされたことがある飼い主さんも少なくないと思います。「早くご飯が食べたい」というアピールの方法も個体の性格によって実に様々です。控えめなアピールもあれば、大胆なものやお利口な行動までとても個性豊か。
あなたの愛犬に当てはまる行動はあるかぜひチェックしてみてください!
愛犬が「早くご飯が食べたい」とあなたに伝えている時の仕草や行動6つ
1.飼い主さんのそばに来る
飼い主さんのそばに来て、なんだかちょっぴり落ち着かない様子で近くをウロウロしたり、後ろをピッタリくっついてくる時は何かの要求があることが多いです。
もちろん「早くご飯が食べたい」と伝えている行動の可能性もあります。これは飼い主さんに対して叶えてほしい要求があるというアピール。いつもご飯を食べている時間であれば、ご飯の要求である可能性が高いです。
2.見つめてくる
愛犬がキラキラした瞳で飼い主さんをじーっと見つめるのも「早くご飯が食べたい」などの要求がある時のサイン。シッポを振りながらワクワクした表情で見つめてきたり、お行儀よくお座りして上目遣いで見つめてくることもあるでしょう。
愛犬に見つめられると可愛らしくてついオヤツを与えてしまったり、声をかけて撫でることもあるかと思います。そんな経験がある犬は、「飼い主さんを見つめると良いことが起る!」と学習している可能性もあります。
飼い主さんをじーっと見つめながら「良い子にしているんだから早くご飯ちょうだい」と思っているかもしれませんね。
3.吠える
もの凄くダイレクトな表現方法ですが、「吠える」という行為で「早くご飯ちょうだい」と伝えてくる犬もいます。いわゆる要求吠えと言われるものですが、吠えることで気持ちを伝えようとするアピールの方法は、エスカレートしてしまうと問題行動に発展してしまうこともあります。
犬にとって「吠える」という行為はごく自然なことではあるのですが、甘やかせてしまうとご飯以外の要求であっても、叶うまでずっと吠え続ける犬になってしまいます。
長い時間吠えてしまうと近所迷惑にもなりますし、根負けしてご飯やオヤツを与えてしまったことがある飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。
吠えることで要求を叶えようとする犬には無視をするなど徹底したしつけが必要です。「吠えても良いことはない」ということを学習してもらいましょう。
4.飼い主さんの口を舐める
犬は飼い主さんの口元をペロペロと舐めてくることが多いですよね。この行動は愛情表現のひとつでもありますが、「早くご飯が食べたい」という気持のアピールでもあります。
犬の祖先は野生のオオカミだと考えられています。オオカミの習性として幼いオオカミはお腹が空いた時、母親のオオカミの口を舐めてご飯を催促するというものがあります。
この習性から空腹になった時に飼い主さんの口元を舐めて、「お腹空いたからご飯ちょうだい」とおねだりしているのではなかと考えられます。
5.ご飯が置いている場所をウロウロする
どこのご家庭も愛犬のご飯を置いている場所や、食べる場所が決まっているかと思います。ご飯に関係する場所で愛犬がウロウロしていたら「早くご飯が食べたい」のアピールである可能性が高いです。
犬は人間でいうところの短期記憶は得意ではありませんが、長期記憶は得意。毎日用意してもらえるご飯を置いている場所や、ご飯を食べる場所などはしっかりと記憶することが出来るのです。その能力を活かして飼い主さんに「早くご飯ちょうだい」と伝えているのでしょう。
6.フードボウルを咥えてもってくる
とても分かりやすいアピール方法ですが、早くご飯が食べたくて自身のフードボウルを口に咥えて飼い主さんに持ってくる犬もいるようです。こちらの行動も、犬自身がフードボウルは自分がご飯を食べる時に必要なものと記憶できているからこその行動ですよね。
とてもお利口さんで可愛らしい行動なので飯を与えたくなるかもしれませんね。中には食べ終わった後に「おかわりちょうだい!」とフードボウルを持ってくる犬もいるようです。
まとめ
犬は「ご飯が食べたい」意外にも様々な要求を飼い主さんに行動で伝えているはずです。全ての要求に応えていると愛犬はどんどんワガママになってしまう可能性があります。可愛らしい要求行動が多いですが、ワガママが増長してしまわないよう注意しましょう。