愛犬が体をあなたにピッタリくっつけてくる時の心理
愛犬がぴったり体をくっつけてきたら（可愛いっ♡甘えてるのね）と思いますが、実は甘えたいだけではないようです。
1.冷えた体を温めたい
愛犬が体をあなたにピッタリくっつけてくるのは、冷えた体を温めたいからです。
寒い季節のお散歩の後、ソファーでくつろぐ飼い主に体をピッタリくっつけてくつろぐことがあります。
動物が身を寄せ合って寒さをしのぐ姿をイメージすることができるのではないでしょうか。同居犬がいれば、犬同士で体をピッタリくっつけることもあると思います。
真夏の冷房の効いた室内で愛犬が体をあなたにピッタリくっつけてくる時は、温度が低すぎて、冷えを感じていることがあります。愛犬に適した温度を保つよう、調整しましょう。
2.もうどこにも行ってほしくない
愛犬が体をあなたにピッタリくっつけてくるのは、もうどこにも行ってほしくないからです。
帰宅した後、愛犬の一緒にくつろいでいる時、体をピッタリくっつけてくることがよくあります。（今日はもうどこにも行ってほしくない！）という気持ちなのです。
飼い主が帰宅したことで、お留守番中の不安やストレスから解放され、やっと落ち着くことができたのでしょう。このまま飼い主をそばに置いておきたいのです。
3.独り占めしたい
愛犬が体をあなたにピッタリくっつけてくるのは、独り占めしたいからです。
飼い主と愛犬のふたり暮らしではなく、他に家族や同居する犬がいる場合、甘えたい相手を独り占めしたくて体をピッタリくっつけてくることがあります。
あなたがテレビやスマートフォンに夢中になっている時なのであれば、飼い主が他の何かに気を取られていることに対して嫉妬し、振り向かせたい気持ちなのでしょう。
4.安心させてあげたい
愛犬が体をあなたにピッタリくっつけてくるのは、あなたのことを安心させてあげたいからです。
不安な気持ち、悲しい気持ち、落ち込む気持ち、緊張する気持ちなど、犬は人の感情に敏感に反応します。あなたが今どんな気持ちでいるのかを読み取り、安心させてあげたくて寄り添うのです。
犬が体をピッタリくっつけると、じんわりと温もりが伝わってきます。飼い主にとっては、体だけではなく、心まで温かくなる嬉しい瞬間ですよね。
5.体の調子が悪く不安を感じている
愛犬が体をあなたにピッタリくっつけてくるのは、体の調子が悪く不安を感じているからです。
- 消化不良によってお腹を壊している
- 関節炎によって手足に痛みがある
- 歯周病の悪化によって口の中に痛みがある
- 季節の変わり目の寒暖差によって自律神経が乱れている
これらのような理由で体調に不安を感じている可能性があります。
犬は痛みを我慢する動物です。人間のように「病院に行こう」という概念がないため、緩和されるまでジッと耐え続けることがあります。
痛みや不安と闘っている時、安心できる人にそばにいてほしいのです。体をピッタリくっつけることで安心感を得られるのでしょう。
6.スキンシップがしたい
愛犬が体をあなたにピッタリくっつけてくるのは、スキンシップがしたいからです。
愛犬が体をピッタリくっつけてきた時、つい手が伸びてしまいますよね。飼い主であれば、自然と撫でてしまうのではないでしょうか。無意識に手が動いていることもあると思います。
犬が人を撫でることはできませんが、体をピッタリくっつけることが、触れ合うための方法のひとつなのです。
まとめ
愛犬が体をあなたにピッタリくっつけてくる時の心理を6つ解説しました。
- 冷えた体を温めたい
- もうどこにも行ってほしくない
- 独り占めしたい
- 安心させてあげたい
- 体の調子が悪く不安を感じている
- スキンシップがしたい
我が家の愛犬が体をピッタリくっつけてくる前には、必ず私の腰の辺りに顔をスリスリします。服で顔を拭いているのか！？と思うような仕草です。
みなさんの愛犬にも体をピッタリくっつけてくる前の儀式ってあるでしょうか。
