犬が目を細める心理とは
愛犬が目を細めていると「どうしたんだろう?」と心配になりますよね。
今回は犬が目を細めている時の心理を解説します。愛犬にはどの心理が当てはまりそうなのか、チェックしてみてください。
1.「眠たいな~」と思っている
目を細めている時、犬は眠気を感じている可能性があります。
目を細めて瞼が落ちてくるのに抵抗しているということは、犬は「眠たいけど寝たくない」という心理状態なのでしょう。
犬が眠気を我慢する姿は、夜更かししている飼い主に付き合っていたり、なにかに警戒している時によく見られます。愛犬が安心して眠れるような環境を整えてあげてください。
2.敵意がないことを相手に伝えている
犬が目を細めたり、瞬きを繰り返している時は「敵意はありませんよ」ということを相手に伝えようとしています。
犬は敵意がある相手の目を見つめる習性があります。逆に、仲良くしたい相手には目を細めることで自分が落ち着いていること、敵意がないことを伝えているのです。
このように、犬が自分の意思を伝えたり、相手や自分を落ち着かせるためにする仕草を「カーミングシグナル」といいます。
3.緊張している
犬は緊張している時にも目を細めることがあります。
さきほど犬のカーミングシグナルをご紹介しましたが、動物病院などの苦手な場所に連れてこられた時、犬は自分を落ち着かせるために目を細めるカーミングシグナルを行うのです。
愛犬が緊張している様子があれば優しく声をかけて安心させてあげましょう。
4.「大好きだよ♡」と伝えている
犬は親愛の気持ちを感じている相手に、目を細めて「大好き♡」と気持ちを伝えようとします。
この行為は飼い主に行うことが多いでしょう。愛犬が目を細めて見つめてきたら、あなたも応えてあげてくださいね。
5.「気持ち良いな~」と思っている
犬はマッサージをされて気持ちが良い時にも目を細めます。
人間を見上げることが多い犬は首回りの筋肉がこっているので、マッサージしてあげると本当に気持ち良さそうな表情をしてくれますよ。みなさんも愛犬を優しくマッサージしてみましょう。
犬が目を細めている時に注意すべきポイント
愛犬が目を細めている時は、なぜ細めているのか原因を考えてみましょう。
疲れて眠たくなっているのか、緊張しているのか、愛犬の状況や心理と照らし合わせて考えてみてください。
考えられる原因の中で最も注意すべきなのは、目に異常があって細めている時です。
犬は目に違和感があると前足でこすって症状を悪化させてしまうことが多いので、早めに動物病院で診察を受けるようにしましょう。
まとめ
今回は、犬が目を細める心理をご紹介しました。
愛犬が目を細めるのには、さまざまな心理が隠されています。
どの心理が愛犬に当てはまるのか、この記事を参考に考えてみてくださいね。