「愛されている犬」の特徴や共通点とは
愛犬が「愛されている犬」かどうかを知りたければ、以下の特徴や共通点を確認してみましょう。
1.飼い主さんをじっと見つめることがある
愛されている犬は、飼い主さんをじっと見つめることがあります。
愛情を注がれてきた犬は、飼い主さんのことが大好きです。常に飼い主さんが何をしているか気になってじっと観察したり、かまってほしくて様子をうかがったりしているのです。
犬は言葉は話せないので、アイコンタクトで飼い主さんと意思疎通するために、見ていることもあります。大切に育てられてきているので、犬側でも飼い主さんに自分の気持ちを伝えたり、逆に飼い主さんの気持ちを読み取ったりとコミュニケーションを取りたくて見ているのでしょう。
2.飼い主さんを静かに見送ることが出来る
愛されている犬は、飼い主さんに絶対的な信頼を寄せています。そのため、飼い主さんが出かける時にも、無駄に吠えたり騒いだりせず、静かに見送ることができます。
飼い主さんの行動をきちんと理解しており、「待っていたらかならず帰ってくる」「自分を置いていくわけがない」と信じているため落ち着いていられるのです。
「うちにお迎えした時は、ちょっと姿が見えなくなると大騒ぎしていたのに、今は塩対応…」と勘違いしてしまいそうですが、愛情たっぷりに育ち、飼い主さんとの信頼関係ができているからこその行動といえます。
3.落ち着いている
犬のしつけは大変ですよね。ですが愛しているからこそ、犬自身のために根気よく正しいしつけをすることができます。つまり、愛されている犬は、正しいしつけがしっかりとされていることが多いです。
大切にされている犬は、無駄吠えをしたり他の犬や人に迷惑をかけたりすることが少ないため落ち着いて見える、というのも共通点の1つでしょう。
飼い主さんから愛情をたっぷり注がれているので、精神的にも安定しているというところもあるのかもしれません。
4.飼い主さんに寄り添いたがる
飼い主さんに寄り添いたがるのも、愛されている犬の特徴です。大好きな飼い主さんと一緒に過ごしたい、大事にしてくれる飼い主さんを近くに感じたいという気持ちなのでしょう。
飼い主さんに寄り添う時にお尻を向けてくっつけたり座ったりするのは、「こんな弱いところも見せられる、あずけられる」ということで、飼い主さんを信頼しているからこその行動といえます。
5.人なつっこいところがある
愛されている犬の特徴として、人なつっこいというのもあげられます。犬自身の性格にもよりますが、幼いころから飼い主さん家族にたっぷりと愛情を注がれて育ってきた犬は、人間に対して「優しい」「一緒にいて楽しい」存在と認識しています。
そんな犬の人間に対するポジティブなイメージから、「遊ぼう！」「なでてほしい！」と人間に対して甘えられるようになっており、人なつっこくなっているのですね。「うちの子は愛想がいいな」「遊ぶの好きなんだな」と思いがちですが、それはあなたが愛情をこめて接してきたからなのかもしれません。
犬を愛情たっぷりに育てる秘訣とは
ご飯や清潔な水を与え、正しいしつけをし、トイレ掃除やブラッシングなどのケアをするというのは、犬に愛情を伝える上での基本といえるでしょう。
ではそこから、犬にさらに愛情を感じてもらうためにはどうすればよいのでしょうか。
大切にしたいのは、犬が悪いことをやめられた、あるいは良いことができた時には褒める、大好きだよなど優しい言葉をかける、犬をなでるなど犬とのコミュニケーションとスキンシップを取ることです。
犬は言葉を完全に理解はできなくとも、褒められる、優しい言葉をかけられているというのを感じることはできます。そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、日々のこう言った積み重ねによって、犬は愛情を感じてくれるはずです。
ただ、四六時中ベタベタするのは犬にとってストレスになったり、分離不安になったりすることも。適切な距離を保ちつつ、やっていきましょう。
まとめ
今回は、愛されている犬の特徴や共通点をご紹介しました。
もちろん犬自身の気質もあるので、当てはまらないからといって愛されていないということにはなりませんので、その点はご留意ください。
毎日のケアをしっかりとして犬が安心できる環境をつくり、正しくしつけをし、そしてコミュニケーションとスキンシップを大切にして、犬に愛情を伝えていってくださいね。
