愛犬があなたの近くに座る理由
愛犬があなたの近くに座っているとき、どのような心理が働いているのでしょうか。
1.安心できるから
愛犬があなたの近くに座るのは、安心できるからです。
あなたの体に愛犬がおしりをくっつけるようにして座ることがあります。あなたの体温を感じることで安心できるのです。リラックスしすぎて、座った姿勢のまま眠くなってしまう犬もいます。
あなたから少し離れた場所に座ることもあります。あなたの気配が感じられるだけで安心できるからです。愛犬にとって、存在そのものが安心の塊のような人なのです。
2.不安を読み取ったから
愛犬があなたの近くに座るのは、不安を読み取ったからです。
あなたの不安な気持ちを読み取り、(そばにいてあげたい)と感じたのです。犬には人の言葉は分かりません。その分、人の感情を読み取る能力に優れています。
自分がどのような態度で、どのような行動をした時、あなたが笑顔になってくれるのか、喜んでくれるのかをよく理解しているのです。
3.不安を感じているから
愛犬があなたの近くに座るのは、不安を感じているからです。
あなたが安心できる存在であり、愛犬が不安を感じている時、危険から身を守ろうとしてあなたの隣に座ることがあります。
身に危険が及んだ時、あなたが守ってくれる!と信じているのです。あなたは愛犬にとって、オオカミの群れのリーダーのような、勇敢で偉大な存在なのではないでしょうか。
怖がりで、些細な物音にも敏感になり、不安で体をブルブル震わせるようなタイプなのかもしれません。しかし、そんな愛犬も、いざという時には、あなたを危険から守ってくれる頼もしい存在にもなれるのだと思います。
4.一緒に行動したいから
愛犬があなたの近くに座るのは、一緒に行動したいからです。
犬は群れで生活する動物です。野生の犬であれば、群れの仲間と一緒に狩りをし、食事をし、眠ります。敵と戦う時も、子育てをする時も、どんな時も群れの仲間と一緒に行動します。
あなたと暮らす今も、本能的に常に一緒に行動したいという気持ちになるのでしょう。あなたがテレビを観ている時、画面を見つめていたり、画面に向かって吠えたりしますよね。
内容までは理解できていないと思いますが、飼い主と同じように行動することで、楽しい!幸せ!と感じてくれているのではないでしょうか。ぜひあなたも一緒に楽しんでみてください。
5.監視していたいから
愛犬があなたの近くに座るのは、監視していたいからです。
少し離れたところに座り、ジーッと見つめているのではないでしょうか。目の前に座っていたり、背後に座っていたり、出入り口の付近に座っていることもあります。
監視していたい理由は様々です。
- おやつを取り出してくれるかもしれないから
- お散歩に連れて行ってくれるかもしれないから
- また私を残して出かけてしまうかもしれないから
ほとんどの場合、食べ物をもらえるかもしれない…という期待する気持ちを込めて監視しているのではないかと思います。
飼い主が立ちあがった時、愛犬が立ち上がるスピードもめちゃくちゃ速いですよね。「トイレに行くだけだよ」と言った時の、あの“何だ…つまんないな”といった表情も可愛いですよね。
まとめ
愛犬があなたの近くに座る理由を5つ解説しました。
- 安心できるから
- 不安を読み取ったから
- 不安を感じているから
- 一緒に行動したいから
- 監視していたいから
我が家には、私の近くには絶対に座ってくれない愛犬と、何としてでも私の隣に座ろうとする愛犬と、タイプの違う2匹がいます。
みなさんの愛犬はどんなタイプでしょうか。常にあなたの近くに座っていたい!という犬がほとんどかもしれません。飼い主としては嬉しいばかりですよね♡