日常の中で犬が幸せを感じている5つのこと
犬は日常の些細な出来事に大きな幸せを感じているといわれています。犬は飼い主と一緒に過ごすことに幸せを感じやすいといいますが、具体的にどのような瞬間に幸せを感じているのでしょうか。
1.飼い主と触れ合ったり遊んだりする時間
犬は飼い主に触れられたり遊んでもらったりすることで、ストレスが緩和され幸せを感じやすくなると研究で判明しています。
日々のスキンシップや室内遊び、また散歩中に遊びやトレーニングを取り入れたりすることで、飼い主とのコミュニケーションを楽しむことができ、「愛されている」と実感しやすくなるのでしょう。
2.マッサージやブラッシングしてもらう時間
マッサージやブラッシングは、体に健康効果をもたらすだけでなく、スキンシップを取る時間としてコミュニケーションを取ることにもつながります。
マッサージやブラッシングしてもらうことによって気持ち良さを感じられるだけでなく、触れられていることで愛情を感じやすいため、より幸せを感じやすいのです。スキンシップの延長線上として、毎日マッサージやブラッシングを取り入れてみてはいかがでしょう。
3.「楽しい」と感じられる良質な散歩
散歩はただ外を歩けばいいということではありません。さまざまなニオイを嗅いだり、音を聞いたり、他の犬や人と交流したりすることで、より充実感の高い散歩を行うことが重要です。
愛犬が「楽しい」と感じられる良質な散歩をすることによって、犬は本能的欲求を満たすことができます。欲求を満たすことは幸せを感じるためにも大切です。愛犬が楽しめるような散歩を意識してみましょう。
4.安心してごはんを食べられること
今でも犬には野生時代の感覚や習性が本能的に残っています。そのため、安心してゆっくり十分なごはんを食べられることに、大きな幸福を感じやすいと考えられています。
自然界では、必ず毎日十分な食料にありつけるとは限りません。また、食料を確保できても他の動物に横取りされてしまったり、警戒しながら食べなければ危険な目に遭ってしまう可能性がありました。
このような状況ではなく、家庭犬として安心してごはんを食べられる時間は、犬にとって何よりも大切な時間であり、幸せを実感できる瞬間でもあるのです。
5.良い環境で快適に熟睡できること
こちらも野生の本能が関係しています。自然界では、いつどこから襲われるかわからないという恐怖から、のんびり安心して熟睡することはなかなか叶いません。
しかし、家庭犬として家族と過ごしている現在は、快適な環境で安心して熟睡できます。のんびり静かに、そして快適な環境下で安眠できていることに幸せを感じている犬も多いでしょう。
愛犬の幸福度を高めるために飼い主が意識すべきこと
愛犬により幸せを感じてもらうために、飼い主はどのようなことを意識するべきなのでしょうか。以下のような習慣を積極的に取り入れることで、愛犬の幸福度を高めることができます。
- アイコンタクトを積極的に取る
- 毎日スキンシップや遊びで愛情を注ぐ
- 褒める機会を多く設ける
- ボディランゲージで愛犬の気持ちを理解する
- 犬としての欲求を満たせるような遊びを取り入れる
- 食事中や睡眠中はストレスがかからないよう見守ってあげる
信頼している者同士のアイコンタクトは、犬にとって「愛情」を示す行為です。そのため、忙しい時でも積極的にアイコンタクトや声かけを行うことで、寂しさを感じさせず愛情を実感できるでしょう。
また、遊びの延長線上としてトレーニングを取り入れることで、褒める機会を増やしてみましょう。何かを達成し褒められることは、犬にとって自信や幸福度につながります。
他にも生活習慣にストレスがかからないよう意識してみたり、ボディランゲージを理解するよう努めることで、より愛犬の要求に正しく応えてあげられるようになります。
まとめ
いかがでしたか。犬は飼い主と一緒に過ごす中でも、些細な瞬間に幸せを感じていることが多いです。今回紹介した「犬が幸せを感じていること」を参考に、より愛犬の幸福度を高めるような接し方を意識してみましょう。