犬が見せる「不満サイン」とは
犬が「不満を感じている時に見せるサイン」をご紹介します。
あなたの愛犬も、何か言いたいことがある時は仕草や態度で伝えようとしているかもしれません。愛犬からのサインを見逃さないようにチェックしてくださいね。
1.遠くから飼い主をジッと見つめる
愛犬があなたのことを遠くからジッと見つめている時は、何らかの不満を抱えている可能性があります。
「特に理由なく飼い主さんのことを眺めているだけ」ということもありますが、犬の目が上目遣い気味(白目が見えている状態)だったり、ムスッとした表情をしている時は飼い主に何か言いたいことがある場合が多いでしょう。
2.「フンッ」と鼻を鳴らす
犬が「フンッ」と鼻を鳴らす時は、飼い主に対して何か不満を感じているかもしれません。場合によっては鼻を鳴らすだけでなく、ため息をもらすこともあります。
飼い主の行動にがっかりした犬に、この行動はよく見られるでしょう。
3. イタズラをする
愛犬が普段はしないイタズラをするとビックリしてしまいますよね。実は、「イタズラ」も愛犬から飼い主への不満サインの一つなんです。
飼い主への不満がたまると、犬は飼い主の気を引くため、もしくはストレスを発散させるためにイタズラをするようになります。
4.吠える
犬は飼い主に言いたいことがある時、吠えて自分の要求を伝えようとします。多くの場合「おやつが欲しい！」「散歩にもっと行きたい！」など、して欲しいことを吠えて飼い主に訴えているのです。
犬が不満から吠えている時に要求に応えてしまうと、犬は「吠える＝不満を解消してもらえる」と学習してしまいます。要求に応えるのは、犬が吠えるのをやめてからにしましょう。
犬が落ち着いてから要求に応えることを繰り返せば、次第に要求吠えは改善されるはずです。
犬が不満サインを見せた時の対処法
犬があなたに不満サインを出していたら、まず何に対して犬が不満を抱えているのか考えてみてください。食事や運動は充分足りているか、スキンシップやコミュニケーションをしっかり取ってあげているか改めて考えてみてください。
犬が飼い主とのコミュニケーション不足を不満に感じている場合は、たくさん遊んでかまってあげるようにしましょう。忙しいからと放置することが増えると、犬はあなたに落胆して信頼関係が崩れてしまいます。
飼い主との信頼関係がうまく築けていない犬は、問題行動を起こす可能性が高いです。また、溜まった不満はやがてストレスとなり、犬の体調不良にも繋がります。愛犬からの不満サインは見逃さずにしっかり対応してあげましょう。
まとめ
犬が見せる「不満サイン」4選をご紹介しました。
- 遠くから飼い主をジッと見つめる
- 鼻を鳴らす
- イタズラをする
- 吠える
この中にあなたの愛犬に当てはまる仕草や態度はありませんでしたか？ 犬は話すことができないので、飼い主に言いたいことがあっても言葉で伝えることができません。
飼い主が犬の仕草や態度から不満を察知し、犬の気持ちを理解してあげることがとても大切です。もし愛犬が不満サインを出していたら、早めに原因を取り除いて対処するようにしましょう。
