1.堂々として落ち着いている犬
「堂々として落ち着いている」犬は、他の犬たちから好かれる傾向にあります。
野生時代の犬は群れで行動し、強くて信頼できる1匹をリーダーに立てて生活していました。そのため、犬は自信があり落ち着いている相手を見ると「なんだか頼りがいがあるぞ」と感じ、好意を持つのです。
逆に、神経質で落ち着きがない犬に対しては「なんだコイツ…」と嫌悪感を示すこともあるでしょう。自分からは行動せずにどっしり構えている犬のほうが、他の犬からは魅力的に見えるようです。
2.友好的な雰囲気の犬
「友好的な雰囲気を持っている犬」も、他の犬から好かれやすいでしょう。
犬自身が「犬好き」で、色んな犬と仲良くしたいと思っていれば、相手の犬も接しやすいはずです。
しかし、「犬好き」過ぎてしつこくしたり騒がしくしてしまうなど、コミュニケーション下手の犬は他の犬から(うざい…)と思われてしまうこともあります。人間界だけでなく、犬の世界でもコミュニケーション能力が高いことがモテる秘訣なのです。
3.犬らしい体臭をしている
他の犬に好かれる犬には「犬らしい体臭をしている」という特徴があります。
犬は嗅覚がずば抜けて優れており、匂いを嗅ぐことで相手の情報を得ることができます。犬にとって体臭はとても大切なコミュニケーションツールの一つなのです。そのため、犬らしい体臭がする犬に会うと安心しますし、より野性的な体臭がする犬を好む傾向にあります。
逆にシャンプーしたばかりの犬や、犬用の香水などをつけている犬は体臭がせず「変な匂いがする~」と嫌厭されてしまうのです。他のワンちゃんに会う時は、愛犬にはたとえ犬用でも香水などはつけないようにしたほうが良いでしょう。
4.メスの犬
生物としての本能なのか、やはりオスの犬よりも「メスの犬」のほうが他の犬から好かれることが多いです。
特に避妊手術を受けていないメスの犬はオスにモテモテ。発情期にはフェロモンの香りを嗅ぎつけた周りのオス犬がメスの犬を追いかけまわすようになります。去勢済みのオスもメスには弱いようですよ。
愛犬が予想外の妊娠をしないように、子犬を産ませる予定がないのなら避妊手術をしておくのが安心です。
まとめ
「犬から好かれる犬」の特徴を4つご紹介しました。みなさんの愛犬に当てはまる特徴はありましたか?
犬には犬同士にしかわからない魅力があるはずなので、ご紹介した特徴に当てはまらなくても「うちの子はモテモテ!」ということもあるかもしれませんが、参考にしていただけたらと思います。
犬同士が仲良くなるには、「社会化訓練をしているかどうか」も重要です。社会化訓練をしていない犬は他の犬とうまくコミュニケーションがとれない可能性があります。愛犬が他の犬と仲良くできるように、早いうちから社会化訓練をしておくことをオススメします。