犬が飼い主のお腹の上で寝る可愛らしい光景は飼い主あるある♡
犬が飼い主のお腹の上で寝る光景は、多くの飼い主さんは一度は見たことがあるのではないでしょうか。中には、飼い主さんのお腹の上が定位置となってしまっているわんこもいるかもしれませんね。
とても可愛らしい愛犬たちの行動には、犬ならではの本能や習性が関係していることも少なくありません。犬が飼い主のお腹の上で寝る心理には、どのような理由が隠されているのでしょうか。
犬が「飼い主のお腹の上で寝る」心理4つ
ここでは犬が「飼い主のお腹の上で寝る」心理について紹介します。理由を詳しく知ると、より愛犬の可愛らしい行動に愛おしさを感じることでしょう。
1.安心して眠れるから
多くの犬にとって、飼い主は信用できる頼もしい存在です。そのため、飼い主の匂いや体温を感じることで、安心して眠れるという理由が最も大きいでしょう。飼い主さんのお腹の上にいることで、何かあっても守ってもらえる、大事には至らないと考えているのかもしれません。
現在、家で飼われている犬は安全性が守られている状態ですが、これは野生時代の名残と考えられています。
2.甘えたい欲求を満たしたいから
犬は仲間と一緒に過ごすことに安心感や幸せを感じる動物です。社交性が高いからこそ、家族である飼い主と一緒にいたい甘えたいという欲求が強まるのです。
その甘えたい欲求を満たすために飼い主のお腹の上に乗り、体温や匂いを感じることで満足している犬は多いでしょう。また、お腹の上に乗ることでかまってもらえることを学習している犬も多くいます。
3.不安を感じているから
聞いたことのない音を耳にしたり、普段とは飼い主の様子が違うなど、犬は些細な変化も見逃さず、見知らぬ音や違和感に恐怖を感じやすいです。
このように不安や恐怖を感じた時に飼い主の側に居座り、安心したい、何かあっても守ってもらおうと考えている犬は多いでしょう。不安そうな様子を見せている時は、優しく声をかけてあげたり、スキンシップをとって安心させてあげましょう。
4.寒くて暖を取りたいから
寒い冬場などは肌寒さを凌ぐために、ブランケットに潜ったり飼い主に密着することで、体温から暖を取ろうとする犬は多くいます。
そのため、飼い主のお腹の上に乗ることで体温を感じられるだけでなく、飼い主さんの腕に包み込んでもらおうとする犬は少なくないでしょう。
可愛いけれど降りてほしい…どのようにお願いするべき?
愛犬が自分のお腹の上で眠る光景はとても可愛らしいですよね。いつまでもお腹の上でくつろがせてあげたい気持ちは山々ですが、家事や外出など他にもたくさんの用事がある飼い主にとって、それは難しい注文です。
泣く泣く愛犬にお腹の上から降りてほしい時は、優しく「降りて」と声をかけつつ、床をトントンと叩いて合図を送ったり、ブランケットの上にそっと移動させてあげたりしましょう。
いきなり乱暴に退かしてしまうと犬も驚いたり不安になったりします。必ず一声かけて合図を送ることが重要なポイントです。
また、嫌がっていないんだよ、という意思を伝えるためにも移動してもらった後は「ありがとう」と感謝を伝え、軽く背中や顎の下などを撫でてあげてください。
まとめ
いかがでしたか。犬が飼い主のお腹の上で寝ることは珍しくありません。そんな彼らの行動には、飼い主への信頼や愛情が込められています。あまり邪険にせず、一緒にのんびりとくつろいでみるなど、愛犬との時間をゆったり楽しみましょう。