「人に興味がない犬」の特徴3つ
「人が好き」「飼い主が好き」というイメージが強い犬ですが、(うちの犬はあんまり寄ってきてくれない)(犬なのに猫みたいにクール)と感じている飼い主さんもいるのではないでしょうか。そんなあなたの愛犬は「人に興味がない犬」かもしれません。
そこで今回は、「人に興味がない犬」の特徴を紹介しますので、愛犬に当てはまるかチェックしてみてください。
1.名前を呼ばれても無視する
人に興味がない犬は、自分の名前を呼ばれても無視をする傾向にあります。
老化で耳が遠くなったり寝ていて気付いていない場合も考えられますが、「おやつ」「さんぽ」という言葉には反応するのに、ただ名前を呼んだ時は振り向かないなら無視をしている可能性が高いです。
過去の経験から「人間に名前を呼ばれても良いことがない」と、その犬は思っているのでしょう。
2.人から離れた場所にいようとする
人に興味がない犬は、普段から人から離れた場所にいようとすることが多いです。
人が大好きな犬であれば、飼い主が座ってくつろぐ時には寄ってきて一緒にいようとするでしょう。
一方、人に興味がない犬は、むしろ飼い主から距離を取ろうとすることもあります。
3.ひとり遊びが好き
人に興味がない犬は「ひとり遊び」が好きな子が多いでしょう。
ひとり遊び好きな犬は、飼い主がオモチャを持って「遊ぼう!」と誘っても気乗りしません。最初は遊んでくれたとしても、すぐにオモチャを遠くへ持って行き、ひとりで遊び始めてしまいます。
ひとり遊び中に飼い主が乱入してくると、急に冷めた顔でどこかへ行ってしまうことも…。愛犬がひとりで楽しんでいる時は、邪魔をしないほうが良いかもしれません。
「人に興味がない犬」を人懐っこい性格にすることはできる?
結論からいいますと、「人に興味がない犬」を人懐っこい性格にすることは、ある程度は可能です。
ポイントは、犬に「人と関わると楽しい、良いことが起きた」という経験をたくさんさせること! 人に興味がない犬は子犬の頃に人と関わる機会が少なかったり、人と接しても楽しい経験ができない環境で育ったため、人への興味がなくなっている可能性が高いです。
時間がかかるかもしれませんが、犬の名前を呼ぶ時は良い事(おやつやスキンシップなど)をする時だけにしたり、一緒に芸をする、声かけやアイコンタクトを増やすなどを意識していくと、次第に犬は人に魅力を感じるようになるはずです。
とはいえ、人間にも色々な性格の人がいるように、犬の性格にも個体差があります。人懐っこい性格の犬もいればクールな犬もいるのは普通のことです。
「人を好きな犬」にしておくことは必要ですが、たとえ愛犬がクールな性格でも個性だと思って受け入れるのも大切ではないかと思います。
まとめ
人に興味がない犬には
- 名前を呼ばれても無視する
- 人から離れた場所にいようとする
- ひとり遊びが好き
このような3つの特徴があります。あなたの愛犬に当てはまる特徴はありましたか?
ご紹介したように、「人と接すれば楽しいことがある」ということをたくさん経験させれば、人に興味がない犬でも人懐っこい性格にすることは可能です。
しかし、ある程度は愛犬の個性だと捉えて受け入れてあげることも忘れないでくださいね。愛犬の様子を見ながら、ゆっくり「人の魅力」を伝えていくようにしましょう。