愛犬が優しくタッチしてくる理由
愛犬が優しくタッチしてくるときには、どのような心理が働いているのでしょうか。
1.挨拶をしたい
愛犬が優しくタッチしてくる理由は、挨拶をしたいからです。
「おはよう」とか、「お疲れさま」などの気持ちが込められた優しいタッチです。飼い主の目をジッと見つめることもあります。(ちゃんと伝わったかな?)と確認するためのアイコンタクトです。
言葉では伝えることができない犬ならではの挨拶ですが、私たちには言葉があります。犬も理解しているはずですので、言葉で挨拶を返してあげると喜ぶと思います。
2.スキンシップがしたい
愛犬が優しくタッチしてくる理由は、スキンシップがしたいからです。
「撫でて?」と、おねだりしているのです。応えると、目の前でゴロンと仰向けに寝転がり、お腹を撫でてほしいとおねだりすることもあります。
犬は飼い主に触れてもらうことだけではなく、自分自身が飼い主に触れることでも幸せを感じることができるとされています。
触れることで、オキシトシンというホルモンが分泌され、気分がよくなるからです。このホルモンは「幸せホルモン」とも呼ばれています。
3.食べ物をおねだりしたい
愛犬が優しくタッチしてくる理由は、食べ物をおねだりしたいからです。
飼い主が食事をしている時、お菓子を食べている時、「ちょっとちょうだい?」と、優しくタッチすることでおねだりしているのです。
そんな可愛いことされたら、どんな飼い主も「じゃあ…ちょっとだけだよ?」と、つい食べさせてしまいますよね。しかし、人間の食べ物を与えることは絶対にダメです。犬用のおやつやフードを用意し、間食として与える方がずっと健康によいです。
4.「どうしたの?」と尋ねたい
愛犬が優しくタッチしてくる理由は、「どうしたの?」と尋ねたいからです。
飼い主が怒っている時、悲しんでいる時、優しくタッチすることで「どうしたの?何かあったの?」と事情を知りたいのです。飼い主の目をジーッと見つめ、心配そうな表情をする犬もいます。
愛犬は飼い主の普段とは違う態度に非常に敏感です。いつも飼い主のことをよく見ているからです。愛犬ほど飼い主の小さな心の変化に気づいてくれる相手はいないと思います。
5.不安に思うことがある
愛犬が優しくタッチしてくる理由は、不安に思うことがあるからです。
身の危険を感じるような振動や音を感じたのかもしれません。苦手な人や犬の声が聞こえたのかもしれません。
飼い主に優しくタッチすることで、その危険を知らせようとしたり、安心感を得ようとしたりしているのです。
犬が耳を向けている方向、視線を向けている方向を確認してみると何か分かることがあるかもしれません。その方向に激しく吠える犬もいます。
人では感じることのできないことを犬は感じることができるため、これから大きな地震が起きるかも!?など、警戒しておくのもよいと思います。
6.抱っこしてほしい
愛犬が優しくタッチしてくる理由は、抱っこしてほしいからです。
飼い主が視線を向けると、微笑んでいるような表情をしたり、しっぽをぶんぶんと大きく振ったり、「あ、気づいてもらえた♡」と、嬉しそうにします。
「抱っこする?」と聞いてみてください。表情はもっと大きな笑顔になり、飛び跳ねて喜ぶことがあります。
成犬になると、抱っこしてあげることが難しい中型犬や大型犬もいますが、子犬の頃に抱っこしてもらっていたことをずっと覚えているんです。普段から甘えん坊さんなのではないでしょうか。
まとめ
愛犬が優しくタッチしてくる理由を6つ解説しました。
- 挨拶をしたい
- スキンシップがしたい
- 食べ物をおねだりしたい
- どうしたの?と尋ねたい
- 不安に思うことがある
- 抱っこしてほしい
犬が優しくタッチするのは、飼い主に気持ちを伝えたい時です。タッチすることで、飼い主が自分の気持ちを読み取ろうとしてくれることを理解しています。
愛犬の気持ちが理解できた時、飼い主としても最高に嬉しい気持ちですよね。