愛犬が「リラックスできている」時に見せるサインとは
では、愛犬がリラックスできている時に見せるサインには、どのようなものがあるのでしょうか。
1.目を細める
愛犬がリラックスできている時、目を細めることがあります。
飼い主にお腹を撫でられている時、目を細め、口がぽかんと開いていたり、手足はだらりと力が抜けていたり、安心しきった様子ですよね。
家族みなさんで試してみてください。目を細める相手もいれば、目を細めない相手もいることがあります。撫で方が雑であったり、撫でる力が強かったりすると、リラックスできないようです。
犬が目を細めることはリラックスできている時のサインですが、注意点もあります。
緊張・ストレス・目の異常や病気によっても犬が目を細めることがあるということです。目を細めること以外の犬の仕草や態度からも気持ちを読み取るようにしましょう。
2.あくびをする
愛犬がリラックスできている時、あくびをすることがあります。
飼い主の隣に座ってあくびをすることがありますが、安心できる相手だからこそです。他人の隣に座ってあくびをすることもありますが、危険な相手ではないこと、安心してよい相手であることを分かっているからこそできます。
安心しきって、そのまま眠くなってしまう犬もいるのではないでしょうか。
注意したいことは、不安・緊張・退屈・口腔内の異常などによってもあくびをすることがあるということです。
リラックスのあくびなのか、緊張のあくびなのか、犬の仕草や態度からも読み取ることができます。リラックスのあくびでは、表情が微笑んでいるように見えるのがポイントです。
3.飼い主と離れてくつろぐ
愛犬がリラックスできている時、飼い主と離れてくつろぐことがあります。
愛犬のお気に入り場所がいくつか決まっているのではないでしょうか。自宅なのであれば、愛犬にとって快適な環境づくりができている、ということです。
- ケージやクレートは直射日光が当たらない場所に置く
- 人の出入りが少ない場所に愛犬の専用スペースを作る
- 部屋の隅っこに寝床を用意する
- 温度と湿度を管理する
この4つが愛犬にとって快適な環境を作るためのコツです。
さらに、「体を休める場所」「排泄をする場所」「食事をする場所」の3つを分けることも、愛犬にとって快適な環境を作るために重要なポイントだと思います。
そして快適で安全な環境を作るために、床に滑り止め対策をすることと、危険な場所への立ち入り禁止対策をすることも忘れないようにしましょう。
キッチンや階段の出入り口には、ペットゲートを設置するという方法があります。思い切って扉を作った!という飼い主もいらっしゃるようです。格子状の扉で、愛犬からも飼い主からもお互いの姿が見えるような構造なのだそうです。参考になりますよね。
4.お留守番ができる
お留守番ができるということは、他のどんなサインよりも、愛犬がリラックスできているというサインなのではないでしょうか。すなわち、愛犬にとって快適な環境づくりができている、ということでもあると思います。
お留守番する環境に問題があると、犬にも問題行動が起こります。ゴミ箱を漁ったり、物を噛んで破壊したり、吠え続けるなどすることがあります。
愛犬がお利口に留守番することができない時は、環境を見直してみるとよいと思います。まだまだ改善できることがあるはずです。
まとめ
愛犬がリラックスできている時に見せるサインを4つ解説しました。
- 目を細める
- あくびをする
- 飼い主と離れてくつろぐ
- お留守番ができる
犬がよく見せるリラックスサインです。犬によっては、他の犬にはない独特なリラックスサインを見せてくれることもあります。
今の環境は、愛犬のリラックスサインを見ることができるような環境になっているか、今一度確認しておきたいですね。