愛犬が「面白くない」と感じている時に見せるサイン3つ!
犬も人間と同じく「面白くないな」と感じてしまう時があります。遊んでもらえない寂しさや、長時間のお留守番で退屈を感じてしまうことが原因になることが多いよう。
「面白くない」と感じてしまう頻度があまりに高いとストレスになってしまうため、楽しい気持ちで過ごしてもらうことが一番です。
しかし四六時中構ってあげることは不可能ですし、お留守番も頑張ってもらわなければいけないのが現実かと思います。まずは愛犬の「面白くない」と感じている時のサインを確認し、楽しい気持ちになってもらう工夫をしていきましょう!
1.爪や指を噛んだり舐めたりする
犬は「面白くないな」と感じると、執拗に足の指や爪を舐めたり噛んだりすることがあります。退屈さからストレスを感じている時に多い行動になります。一時的にでもストレスを忘れて気持ちを落ち着かせるための行動です。
爪に異物が挟まっている、また爪が伸びすぎている状態でもないのに舐めたり噛んだりしている時はストレスが疑われます。頻度が高すぎると炎症を起こしてしまう原因にもなるため注意しましょう。
2.わざとイタズラをする
普段あまりしないようなイタズラをわざとする時も「面白くない」と感じている時のサイン。ちょっと困ってしまうこの行動はやはり退屈によるストレス、また飼い主さんへの「構ってほしい!」のアピールになります。
飼い主さんに構ってほしくてわざとイタズラしてしまう場合は、叱って止めさせるのは逆効果。飼い主さんが「ダメでしょ!」と叱るために声をかけても「構ってくれた」と勘違いしてしまうことがあるため、更にイタズラを繰り返してしまうことがあります。
構ってほしくてイタズラしてしまう犬には無視をすることで対応しましょう。イタズラを無視するのはなかなか大変ですが、何度も無視をすることで「イタズラしても構ってもらえない」ということを学習してもらいましょう。
3.ずっと寝ている
犬はもともとよく寝る生き物ですが、「面白くないな」と感じている時にもずっと寝ていことがあるよう。実際には特に何もすることがなくて退屈になって寝ているのか、本当に眠たいから寝ているのか見極めるのが難しいところでもあります。
子犬や高齢犬が一日中に近いほどよく寝るのは自然なことですが、元気な成犬が一日の大半を寝て過ごしているのであれば「面白くない」と感じている可能性が高くなります。愛犬の睡眠時間をチェックしてしっかり見極めてあげましょう。
楽しい気持ちになってもらう方法は?
愛犬が「面白くない」と感じている時のサインに気づいたら、さっそく楽しい気持ちになってもらうための工夫をしていきましょう!
1.一緒に遊ぶ
大好きな飼い主さんが一緒に遊んでくれることは愛犬にとってとても幸せなこと。長時間一緒に遊べなくても毎日しっかり愛犬と向き合って遊ぶ時間を作りましょう。
その際、遊ぶ時間の主導権を握るのは飼い主さん。愛犬からの「遊んで」の要求に応じて遊んでしまうと、何度も繰り返し要求してくるようになってしまいます。遊び方、また遊びの始めと終わりも飼い主さんが主導権を握ることで要求癖がつきづらくなります。
2.運動量を増やす
もしも愛犬の運動量が足りていないと感じているようであれば、お散歩の時間を増やす、またご自宅で遊ぶ時も体を使った遊ぶ方をするように意識してみましょう。
運動量が足りないとどうしても体力が有り余り、夜になってもなかなか寝てくれないなんてこともあります。起きている時間が長いと結果的に時間を持て余し退屈を感じる結果に。愛犬の運動欲求を満たすようにしてあげましょう。
3.一人遊びに適したオモチャを用意する
やはり退屈な時に犬は「面白くない」と感じてしまうことが多いため、一人遊びに適したオモチャを用意してあげることもお勧めです。
知育玩具はオモチャの中にオヤツを隠し入れ、犬自身がどうやったら中のオヤツを食べることが出来るか考えながら遊べるオモチャ。
夢中になってくれるのはもちろん、自身の頭で考えることで脳の活性化やストレス解消にも繋がるといった優れもの。お留守番中にも遊べるように、愛犬の体のサイズに合った安全性の高いものを選びましょう。
まとめ
人間でも「面白くない」と感じてしまうのは嫌なことですよね。犬の「楽しい」や「快適」などは飼い主さんが状況や環境を考慮しながら用意してあげなければいけないものかもしれません。
愛犬にはできるだけ多くの時間を「楽しい気持ち」で過ごせるよう工夫していきましょう。