成犬になると他の犬とあまり遊ばなくなる理由
成犬になると他の犬に興味を示さなくなり、他の犬とあまり遊ばなくなることがあります。
ドッグランに行くと、犬同士で追いかけっこをしたり並んで日向ぼっこをしたり、楽しそうに遊んでいますよね。それなのにうちの子は…と考えてしまうことがあるかもしれません。
(このままでいいのかな?お友達と遊べなくて寂しくないのかな?)と、悩み事になってしまう飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。
なぜ成犬になると他の犬とあまり遊ばなくなるのか、一緒に考えてみましょう。理由を知ることで、悩み事ではなくなるかもしれません。対応策についても解説しますね。
1.気の合う犬友達とだけお付き合いするようになるから
成犬になると他の犬とあまり遊ばなくなるのは、気の合う犬友達とだけお付き合いするようになるからです。
犬の年齢では、3歳~9歳くらいの頃です。人の年齢に例えると、20代後半~40代前半といった頃でしょうか。広く浅いお付き合いをするのではなく、狭くても深いお付き合いをするようになる、そのような年齢なのではないでしょうか。犬同士でも同じようなことがあるようです。
子犬の頃は、犬でも猫でも人でも誰彼構わず「遊んで♡!」と積極的に向かっていきますよね。好奇心が強く、怖いもの知らず、世間知らずとも言うかもしれません。
成犬へと成長する過程で、相手とのお付き合いの仕方も学びます。相手によっては当然(お付き合いしたくないな)と感じることもあります。そしてそれは、愛犬がおとなの犬へと成長した証なのです。
対応策としては、愛犬の気の合うお友達犬を飼い主もしっかり把握しておくということです。そして、飼い主同士のよいお付き合いもできると、犬たちも喜んでくれると思います。
2.そもそも遊びが好きではない
成犬になると他の犬とあまり遊ばなくなるのは、そもそも遊びが好きではない、という性格的な部分が影響しているのではないかと考えることができます。
犬の「遊び」と聞いて、どんなことをイメージしますか。犬同士で追いかけっこをしたり、ボールやディスクを追いかけて持ってきたり、元気に体を動かしているイメージが強いかもしれません。
このよう遊びを愛犬が好きではないように見えると、(他の犬とあまり遊ばなくなった)と感じてしまうことがあります。
犬それぞれに遊び方があります。走り回ったり、おもちゃで遊んだりすることだけが「遊び」ではありません。
愛犬が本当に楽しめることを一緒に探して見つけてあげると同時に、それを楽しめる環境を整えてあげましょう。
まとめ
成犬になると他の犬とあまり遊ばなくなる理由を2つ解説しました。
- 気の合う犬友達とだけお付き合いするようになるから
- そもそも遊びが好きではない
他の犬とはあまり遊ばなくなったけれど、飼い主や家族とは遊びたい!という犬もいます。
そんな時は、飼い主や家族でたくさん遊んであげてください。それが愛犬にとっての幸せなのだと思います。